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アカデミー賞衣装デザイン賞受賞 『若草物語』ジャクリーン・デュランによる衣装捉えた新写真公開

リアルサウンド

20/2/13(木) 17:00

 3月27日公開の映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』より、新たな場面写真が公開された。

参考:豪華な衣装が見どころの場面写真はこちらから

 本作は、19世紀を代表する女性作家ルイーザ・メイ・オルコットの世界的ベストセラー小説『若草物語』を、『レディ・バード』のグレタ・ガーウィグ監督がみずみずしく生まれ変わらせた人間ドラマ。

 主⼈公ジョーを演じるのは、『ブルックリン』『レディ・バード』のシアーシャ・ローナン。ジョーのソウルメイトであり、彼⼥に愛を告⽩するローリーを『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメが演じる。さらに、⻑⼥のメグ役で『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン、三⼥のベス役で『シャープ・オブジェクツ』のエリザ・スカンレンが出演。家族の末っ⼦エイミーを演じたフローレンス・ピューは、第92回アカデミー賞助演⼥優賞にノミネートされた。そして、『マリッジ・ストーリー』のローラ・ダーンがマーチ家の愛されてやまない愛情豊かな尊き⺟親を演じ、メリル・ストリープがマーチ叔⺟役で華を添える。

 公開された場面写真では、第92回アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞したジャクリーン・デュランによる衣装に身を包む、ローナン演じるジョーとシャラメ演じるローリーの仲睦まじげな様子や、四姉妹が談笑する姿などが切り取られている。

 デュランにとっては本作が、『アンナ・カレーニナ』以来2度目となるアカデミー賞衣装デザイン賞の受賞作となった。今回ガーウィグ監督はデュランに「触り心地が想像できて、毎日着る洋服のような感覚で、衣裳ではないもの。そういったことでモダンな感じが出して欲しい」とリクエスト。そのため、同じ生地を所々で使って姉妹の服を縫ったり、一つの時代で使った生地を次の時代でも使うことで、マーチ家のおさがりであることと、その節約志向を反映。さらに姉妹それぞれの個性を、燃えるような赤のジョー、ロマンチックなライラックと緑のグラデーションのメグ、優しいピンクのベス、そしてフレッシュなトーンの水色のエイミー……と、明確なカラーパレットで表現した。

 デュランは四姉妹の衣装について、「ジョーはおてんば。彼女は男の子のような自由さを求めていて、ローリーのようになりたくて洋服を交換し合うくらい。彼女はいつも強い色を着ていて、赤ではない時は、深いインディゴブルーや何か目立つ色を着ている」「メグはロマンチックで、演劇とドレスを愛していて、中世時代のおとぎ話も好きだから、当時流行っていたゴシックのリバイバルスタイルにしたの」「ベスは常に家にいて、 姉妹の中で一番子供っぽい。彼女は成⻑するチャンスや外の世界を見るチャンスがなかったから、柔らかくて優しいピンクをずっと着ているの」「姉妹たちの中で、絶対的にエイミーが一番おしゃれ。そして若さと決断力が見える衣装」とそれぞれコメント。そして、「それぞれのルックスが何らかの声明であることが大事だと感じたの。彼女たちはそれぞれ世界の見方があって、それはみんな違うけれども平等で大事な役割を持っているの」と制作の裏側を語った。 (文=リアルサウンド編集部)

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