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北村匠海「ふりふら」イベントで明かしたキスシーンの心得「無の境地に達することができる」

ナタリー

20/7/6(月) 21:12

北村匠海と浜辺美波。

北村匠海(DISH//)が本日7月6日に東京・イイノホールで行われた映画「思い、思われ、ふり、ふられ」のイベント「『思い、思われ、ふり、ふられ』みんなの願いを叶えます! ふりふらリモート七夕祭りイベント」に登場した。

映画「思い、思われ、ふり、ふられ」は8月14日に全国公開される、咲坂伊緒の同名マンガの実写化作品。作中では、同じマンションに住み同じ学校に通う高校1年生の男女4人の、複雑に絡み合う恋心が描かれる。北村と浜辺美波、福本莉子、赤楚衛二の4人が主演を務め、同じ咲坂原作の実写映画「アオハライド」も手がけた三木孝浩がメガホンを取った。

主演の4人と三木監督は、涼し気な浴衣姿で登壇。北村は、今作が新型コロナウイルス感染拡大の影響による活動自粛期間を終えてから初めての公開作品であることを明かし「ひさびさのステージなので緊張してます」と照れ笑いを浮かべつつ「こうしてみんなに会えるのがうれしいです」と思いを語る。浜辺は昨年春に行われていた撮影での共演者とのエピソードを司会者に問われ「みんな同じ血液型で、性格がみんな同じ感じなんです。元気なときはしゃべるけど、疲れてきたらしゃべらなくなったり(笑)。それぞれがマイペースで楽ちん。とても心地よかったです」と振り返っていた。

また3年前の7月6日には北村と浜辺が初共演したヒット作「君の膵臓をたべたい」の完成披露が行われていたことが司会者から明かされた。お互いの印象の変化について聞かれた北村は「大人になっちゃって。感慨深いですね」と浜辺のほうを向きながらコメント。一方の浜辺は「北村さんはビックリするくらい変わらないです。当時から精神的に大人っぽい方だと思っていたので。最近はますます達観されていて、すごく面白いです。取材のときに人生観を語っていらっしゃったりして」と語り、この言葉に北村は「(浜辺は)会うたびに花が咲いていくような感じ。ただ、ワードセンスのシュールさが、年々増している気がします(笑)」と返していた。

イベントの中盤には、全国各地から選ばれた45人の学生と会場を中継でつなぎ、主演の4人と三木監督が学生からの質問に答えたり、要望に応じるコーナーが設けられた。「今日が誕生日なんです」とアピールした学生には、DISH//のボーカルとしても活動する北村が音頭を取る形で登壇者が「Happy Birthday to You」を合唱。「将来の夢がなかなか決まらない」という悩みを抱えた学生に対しては、北村が「僕はたくさんあるんですよ、夢。なんなら全部叶えてやろうと思っている。夢を持つと、その目標に向かって自分がどうしなきゃいけないかっていうのが見えてくるんです。だから夢を持つってとてもいいことですよ」と優しく語りかけた。

学生からは「キスシーンのときは、どんなことを考えているんですか?」という質問も飛び、これには北村も浜辺も照れ笑い。北村はキスシーンに臨む際の心構えについて「まずしっかりと歯磨きをすること。そこは抜かりなく向かいます。それと、適度に緊張する」と続けたうえで、「僕、ファーストキスがドラマの撮影だったんです。小学5年生のとき」と明かした。当時は母親が現場に同行していたため、親の前でファーストキスを経験したといい「なので無の境地に達することができるというか……自分の気持ちを芝居で覆いかぶせることはできます(笑)」と語り、ほかの登壇者から感嘆の声を誘う。一方の浜辺は今作で初めてキスシーンを経験したと明かし「『どうしようかな?』と思っていました(笑)。でも北村さんにリードしていただいて、ありがたかったです。自分から(のキス)じゃなくてよかったなと思います」と答えていた。

(c) 2020「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 (c) 咲坂伊緒 / 集英社

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