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矢野聖人「夢が叶った」。初主演作『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。』が全国公開!

ぴあ

18/11/3(土) 17:28

『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。』舞台挨拶の模様

和歌山県太地町にある、日本で唯一のクジラの博物館を舞台にした映画『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。』が全国公開を迎え11月3日、都内劇場で舞台挨拶が開催。主演の矢野聖人をはじめ、武田梨奈、岡本玲、秋吉織栄、葉山昴、近藤芳正、鶴見辰吾、藤原知之監督が登壇した。

矢野にとっては本作は初の主演映画。「20代のうちに映画に主演するのは夢のひとつだったので、叶ったのがすごく嬉しかったです」と最初にオファーを受けた際の心境を明かす。スケジュールもタイトな中の撮影だったが「全然、大変とは思わなくて、むしろ、主演をやらせてもらえる喜びの方が大きかったです」とうなずく。

ちなみに、矢野と武田、岡本の3人は同級生であり、さらにもうひとつ“カナヅチ”という共通点が…。矢野と武田はとくに映画の中で水に入るシーンもあったが、矢野は「正直、怖かった」と漏らしつつも「気にしていられなかったです。飛び込むシーンがあるんですけど割り切ってました!」と振り返る。

一方、武田も周囲には泳げないことを黙ったまま、クジラの飼育員として水に入ってショーなどのシーンも撮影したとのこと。「『泳げない』と言って、キャスティングを変えられたらどうしようかと思って(苦笑)。泳げるようにならなきゃと、撮影の1か月前に鬼のようなトレーニングをしていただきました」と陰での奮闘を明かした。

藤原監督はそんな、矢野、武田をはじめとするキャスト陣の頑張りを絶賛! 当初、クジラのショーのシーンは本物の飼育員による吹替を予定していたそうだが、結果的に「一切、吹替なしでみんな自分たちでやりました。さすがです」と称えた。

また、矢野は武田との現場でのやり取りについて告白。ひと足先に、クジラの飼育の研修に入っていた矢野は「親切心で、僕がクジラ役をやったら、武田さんが(取材で)『変な人でした』と言ってて…」と不満顔。武田さんは「初対面でいきなり『ぼくがクジラ役をやるんでサインだしてもらっていいですか?』と言われたんで…」と明かし、舞台上でふたりはそのクジラと飼育員のやりとりを実演し、会場は笑いに包まれた。

“大人キャスト”として館長役を務めた鶴見は、1984年の主演映画『ときめき海岸物語』で同じく和歌山で撮影をし、サーファーの青年を演じており「30数年ぶりの和歌山で、自分の若い頃を思い出しました」と感慨深げだった。

『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。』
公開中

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