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駅伝にラグビー、格闘技、高校スポーツ! 年末年始に彩を添える恒例スポーツイベント!!

ぴあ

第97回箱根駅伝のスタート風景 写真:日本スポーツプレス協会/アフロスポーツ

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コロナ禍で迎える2年目の年末年始。年末年始を彩るスポーツイベントではそれぞれの方針が発表された。『箱根駅伝』は今年に続き、来年もコース沿道での応援の自粛を求めている。『大学ラグビー選手権』『高校サッカー』は国立競技場で開催される準決勝・決勝は収容率100%で実施。『高校ラグビー』は準々決勝以降について収容率50%での開催となり、残念ながら『春高バレー』は来年も無観客で行われる。

新年は『ニューイヤー駅伝』で幕開けとなる。優勝旗紛失問題が起きた富士通だが、鈴木健吾、中村匠吾、松枝博輝、坂東悠汰ら最強メンバーを揃え、連覇へ死角はない。王者富士通を最多25回の優勝を誇る旭化成、2大会連続準優勝のトヨタ自動車、悲願の初優勝も視界にとらえるホンダらが追う展開か。元日朝8時30分、群馬県庁前にて7区間全長100kmにわたる戦いの号砲が鳴る。

駅伝と言えば、箱根である。正月の風物詩と言える『第98回東京箱根間往復大学駅伝競走』が1月2日(日)・3日(月)に行われる。『第53回全日本大学駅伝対校選手権大会』を制した駒澤大は連覇へ向けて充実のメンバーを揃える。不動のエース・田澤廉など前回のVメンバーを6名揃え、2年の安原太陽、1年・佐藤条二と篠原倖太朗が躍動、さらに『全日本』『第33回出雲全日本大学選抜駅伝競走』をケガで欠場した鈴木芽吹も戦線復帰した。大八木弘明監督は連覇を見据えながらも、「最低でも3位以内を目指してがんばっていきたい」と前回と同様に謙虚に3位を目標にした。

第97回大会で往路優勝、総合2位に躍り出て旋風を巻き起こした創価大は『全日本』関東学連推薦選考会でまさかの敗退、『出雲』も7位に終わった。だが、トラックレースではフィリップ・ムルワと嶋津雄大の2大エースをはじめ、選手たちが続々と自己新を更新。地力を上げてきた。前回大会3位の東洋大は往路Vと総合3位以内をターゲットに、『全日本』と『出雲』で2位となった青山学院大は近藤幸太郎、飯田貴之、岸本大紀、髙橋勇ら大学随一の選手層を武器に2大会ぶりの覇権を目指す。また中谷雄飛、太田直希、井川龍人という1万m27分台の3人を揃える早稲田大も11年ぶりの総合優勝へ虎視眈々。東京・大手町から箱根・芦ノ湖間、芦ノ湖から大手町におよぶ合計10区間全長217.1Kmの戦いはどんなドラマを見せるのだろうか。

年末年始の大学スポーツと言えば、ラグビーだ。『第58回全国大学ラグビー選手権大会』は国立競技場での1月2日(日)・準決勝、1月9日(日)・決勝を残すのみ。12月26日の準々決勝では明治が早稲田に20-15で『関東大学対抗戦A』のリベンジを果たし、京都産業大は日本大に27-26で競り勝ち、帝京大は同志社大を76-24と圧倒、東海は慶應に27-12とキッチリ勝利。準決勝の組み合わせは東海大×明治大、帝京大×京産大。果たして、帝京が4年ぶりとなる日本一を奪還するのか、明治が3年ぶり14回目の『大学選手権』制覇を達成するのか、それとも東海、京産が悲願の初優勝を遂げるのか。

ラグビーとくれば、アメフトである。もともとは学生オールスターの東西対抗戦としてスタートし、学生代表と社会人代表によるアメフト日本一決定戦として開催されてきた『ライスボウル』は今シーズンから社会人リーグ・Xリーグの優勝決定戦として生まれ変わる。『アメリカンフットボール日本選手権 プルデンシャル生命杯 第75回ライスボウル』に勝ち残ったのはパナソニック インパルスと富士通フロンティアーズ。パナソニックが6年ぶり5度目の日本一を達成するのか、富士通が2年ぶり6回目の制覇を果たすのか。新たな形に生まれ変わる『ライスボウル』は1月3日(月)・東京ドームで雌雄を決する。

年末年始は格闘技が熱い。12月31日(金)・さいたまスーパーアリーナでは『yogibo presents RIZIN.33』がゴング。朝倉海×瀧澤謙太、扇久保博正×井上直樹のバンタム級トーナメント準決勝&決勝に、ライト級タイトルマッチ・王者ホベルト・サトシ・ソウザ×矢地祐介、斎藤裕×朝倉未来のリマッチなど好カードがズラリ。さらに6月、武尊との夢の対決が決まった那須川天心は五味隆典とのボクシングルールによるエキシビションマッチに登場。キック史上最高の天才と誉れ高い天心がRIZINのリングに別れを告げる。

ボクシングも大晦日のタイトルマッチが恒例となりつつある。4年連続10度目の大晦日出陣となる井岡一翔が福永亮次を相手にWBO世界スーパーフライ級王座4度目の防衛戦に臨む。IBF世界ジェルウィン・アンカハスとの王座統一戦はオミクロン株拡大による入国制限を受けて中止、相手は日本&東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック王座を獲得したWBO世界スーパーフライ級6位に変更となったが、4階級王者に油断はない。井岡は「福永選手は決して油断できる相手ではない。タイトルを次々に取った勢いがある」と警戒した上で、「試合をするからには今年の最後を締めくくるいい形で終わらせたい」とキッパリ。WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチは12月31日(金)・大田区総合体育館にてゴング。

格闘技と言えばイッテンヨン・東京ドームを忘れてはいけない。新日本プロレスは来年も1月4日(火)・5日(水)の2連戦を敢行。初日は王者鷹木信悟×『G1 CLIMAX 33』制覇オカダ・カズチカによるIWGP世界ヘビー級選手権試合、王者デスペラード×『ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア』連覇高橋ヒロムのIWGPジュニア選手権試合、王者組タイチ&ザック・セイバーJr×後藤洋央紀&YOSHI-HASHIのIWGPタッグ、王者石井智宏×EVILのNEVER戦が組まれ、2日目には初日の勝者にウィル・オスプレイが挑戦するIWGP世界ヘビー級戦に王者KENTA×棚橋弘至のIWGP USヘビー級選手権試合がラインナップ。さらに1月8日(土)には横浜アリーナ大会も実施。横アリでは新日本×ノアの対抗戦が緊急決定。鷹木&内藤哲也&SANADA&ヒロム&BUSHI×中嶋勝彦&拳王&征矢学&タダスケ&亜烈破というL・I・Jと金剛による10人タッグ、オカダ&棚橋×武藤敬司&清宮海斗のドリームタッグ対決、鈴木みのる&タイチ&TAKAみちのく×杉浦貴&桜庭和志&KENTAなど豪華カードが並ぶ。

年末年始は高校生のスポーツイベントも恒例である。『第100回全国高校サッカー選手権大会』は12月28日に開幕。優勝候補の本命に挙げられる青森山田(青森)が記念すべき第100回チャンピオンに輝くのか、前回覇者・山梨学院(山梨)、2年連続ベスト4の矢板中央(栃木)と帝京長岡(新潟)が止めるのか。1月10日(月・祝)・国立競技場での決勝まで予断を許さない。

『第101回全国高校ラグビー大会』は12月27日に開幕。1月8日(土)・東大阪市花園ラグビー場での決勝を目指す熾烈な戦いは『第22回全国高校選抜ラグビー大会』を制した東福岡(福岡)を筆頭に、3連覇を狙う桐蔭学院(神奈川)、東海大仰星(大阪第2)、大阪桐蔭(大阪第3)、京都成章(京都)が追う展開と目される。

『第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会』は1月5日(水)~9日(日)・東京体育館で男女の日本一を決する。こちらは前記の通り無観客での開催。テレビで日々の熱戦を追いかけたい。

『2021-22 B1リーグ』は今季も年末年始に関係なくレギュラーシーズンが行われる。12月29日(水)に第14節、1月1日(土)~3日(月)には第15節が全国各地でティップオフ。東地区3位・アルバルク東京×同4位・宇都宮ブレックスをはじめ、西地区3位島根スサノオマジック×同5位シーホース三河に島根×同2位名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、東地区1位千葉ジェッツ×西地区7位信州ブレイブウォリアーズ、西地区1位琉球ゴールデンキングス×東地区8位レバンガ北海道など好カードが並ぶ。

『2021-22 V.LEAGUE DIVISION1』は男女ともに1月8日(土)にレギュラーラウンドが再開。V1男子は東レアローズが35ポイントで首位に立ち、2位堺ブレイザーズが32P、3位サントリーサンバーズが26Pで追い、V1女子は女王JTマーヴェラスが39Pで快調にトップを走り、2位東レアローズが34P、3位NECレッドロケッツが31Pで続く展開からどのようにシーズンが進んでいくのか注目される。

そして来年早々にラグビー新リーグ・リーグワンがスタート。1月7日(金)・国立競技場でのクボタスピアーズ船橋・東京ベイ×埼玉ワイルドナイツから華々しく『NTTジャパンラグビー リーグワン2022』が開幕する。1月8日(土)には東京サンゴリアス×東芝ブレイブルーパス東京の府中ダービーをはじめ、コベルコ神戸スティーラーズ×シャイニングアークス東京ベイ浦安、グリーンロケッツ東葛×横浜キヤノンイーグルス、翌9日(日)にはトヨタヴェルブリッツ×静岡ブルーレヴズ、NTTドコモレッドハリケーンズ大阪×ブラックラムズ東京とディビジョン1がキックオフ。新リーグにはニュージーランド代表のファンタジスタ、ダミアン・マッケンジー(東京SG)や2度世界最優秀選手に選出された南アフリカ代表FLピーターステフ・デュトイ(トヨタV)、オーストラリア代表のトライゲッターのマリカ・コロインベテ(埼玉WK)など、大物選手も来日。『NTTリーグワン2022』の注目度をさらに高めている。

コロナ禍で2回目となる年末年始のスポーツ観戦。会場でテレビでスマホで、思い思いに満喫してみてはいかがだろうか?

第100回全国高校サッカー選手権大会のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2194001

第58回全国大学ラグビーフットボール選手権大会のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2193624

第101回全国高校ラグビーフットボール大会
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2187443

ジャパンラグビー リーグワン 特設ページ
https://t.pia.jp/pia/events/rugby-leagueone/

V.LEAGUEのチケット情報
https://t.pia.jp/sports/volleyball/

新日本プロレスのチケット情報
https://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=11027310

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