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JO1の“プリンス”白岩瑠姫、アイドル性溢れるキャラクターとスタンス メンバーを思いやる熱さやおしゃべり好きな一面も

リアルサウンド

20/2/20(木) 7:00

 2月17日0時、JO1のデビューシングル『PROTOSTAR』に収録されている「無限大(INFINITY)」のフルMVが公開された。1日経たずして再生回数は100万回を超え、250万再生を突破したから驚きだ(2月19日現在)。「101万Viewで『無限大』Practice Video 公開」、「300万Viewで『無限大』Practice Video(着ぐるみVer.)公開」、「500万Viewで『無限大』MVのPerformance Ver.公開」という公約も発表されており、今もなお再生回数は伸び続けている。

(関連:JO1の“ムードメーカー”河野純喜、グループの未来を照らす笑顔 伸びやかな歌声と素直さが急成長の鍵に

 こうして多くの人々を惹きつけるJO1メンバーたちをより多くの方に知ってもらうべく、これまで豆原一成、川西拓実、金城碧海、河野純喜と4人のメンバーを取り上げてきた。5回目となる今回は、MVでの風を切りながらバイクに乗るシーンが話題になった白岩瑠姫に注目したい。

 白岩は東京都出身、1997年11月19日生まれの22歳。『PRODUCE 101 JAPAN』(GYAO!/TBS系)出演前から芸能活動経験があり、同番組内でも徐々に目立つ存在となっていった。第1回目のレベル分けテストはCクラス判定だったが、再テストではBクラスへアップ。ポジションバトル、グループバトル、コンセプトバトルと3回のセンターを務めたり、「練習生が選ぶビジュアルセンター」では「白馬が似合う」、「キラキラしている」、「プリンス!」と絶賛されて第5位を獲得したりと、存在感を示していく。それに伴い順位も上がり、最終回では6位としてデビューを掴んだメンバーである。

 そんな白岩は、JAM(=JO1のファン)だけでなくメンバーも認めるほどのプリンスキャラ。『PRODUCE 101 JAPAN』の国民プロデューサー代表、ナインティナイン・岡村隆史からも「立ち姿がきれい」と何度も褒められており、ネット上でも「名前負けしていない」というコメントを度々見かける。19日夜にアップされたInstagramのストーリーズでも、カメラに近寄り「お疲れ様です」と囁くプリンスっぷりを披露していた。キャラクターだけでなく、トータルで“プリンス”と呼ばれるにふさわしいアイドル性を持っているのだ。例えば、そのスタンス。カメラの前で感情を出すタイプではなく、いつどんなときでも爽やかに笑顔を見せるタイプだ。『PRODUCE 101 JAPAN』で印象的だったのは、各順位発表式で白岩の名前が呼ばれたとき。感情が高ぶって涙する練習生も少なくない中、白岩は爽やかな笑顔を見せていた。最終回で、デビューメンバーとして名前が呼ばれたときもそうだ。にっこり笑いながら、ファンへ手を振りつつ花道を歩く姿はすでにアイドルのようであった。

 さらに表情の作り方も完璧で、挑戦的にカメラを見つめたかと思えば、微笑みかけたり、視聴者の心を掴んで離さない。しかも、東方神起「Why?(Keep Your Head Down)」のようなクールな曲も、「Happy Merry Christrmas」(オリジナル曲)のようなキュートな曲も、自分の持ち曲のようにパフォーマンスしてしまうから素晴らしい。

 一方で、白岩は熱い部分も持っている。ポジションバトルではメンバーをどう引っ張っていったらいいのか悪戦苦闘して悩んでいるリーダーに代わり、ダンス未経験のメンバーたちを指導。「リーダーの負担がなるべく減るように協力したい。チームとして一丸になって勝ちたい」と思いを吐露するシーンもあった。さらに、グループバトルでは「(ダンス経験者同士が)お互い消し合ってるっていうか。あんまりコミュニケーション取ってないし。(中略)お互い様子を見合ってる」と視野の広さが分かるコメントをしたことも。結果、白岩のこの会話がチームが1つにまとまるきっかけとなっていた。飄々とした一匹狼ではなく、メンバーのこともしっかり思いやれる彼だからこそ、みんなに愛され、信頼を得ているのだろう。

 こうしてキラキラと眩しいアイドル性を見せつけている白岩だが、意外な一面も併せ持つ。パフォーマンス中とは違い、オフではとにかくおしゃべりということを暴露されたことがあった。練習生同士の合宿中、就寝前もずっと一人で喋っており、全員が無視しても懲りずに続行。朝4時まで喋り続けたり、即興ラップを披露したり、とにかく愉快で明るい性格なのである。こうしたパフォーマンス時とのギャップもたまらない。

 絶対的アイドル性とともに、クスッとしてしまうギャップも持つ白岩。この振り幅の広さがあるからこそ、どんなタイプの楽曲でも自分のものにしてしまうのかもしれない。(高橋梓)

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