萩尾望都作詞のオリジナルソングも、スタジオライフ「なのはな」開幕
19/2/28(木) 16:34
スタジオライフ「なのはな」より。
スタジオライフ「なのはな」が、昨日2月27日に東京・東京芸術劇場 シアターウエストで開幕した。
本作は、「月刊flowers」2011年8月号(小学館)に「ここではない★どこか」シリーズ第23話として掲載された短編マンガ「なのはな」の舞台版。東日本大震災と福島第一原子力発電所事故を題材に、福島に住む小学校6年生の女の子・阿部ナホを軸にした物語が繰り広げられる。震災により避難先で家族と暮らすナホは、ある日、夢の中で行方不明のばーちゃんと再会する。ばーちゃんのもとへ案内してくれたのは人形を手にした見知らぬ西洋人の女の子で……。
開幕に際し脚本・演出を務める倉田淳は、「書いては消してを繰り返した台本作り、余計なものを削ぎ落としていった稽古、上演時間1時間の中にすべての想いをこめさせていただきました」と作品への思いを語り、「この舞台のために誕生した作詞:萩尾望都、作曲:明石隼汰のオリジナルソングも是非お耳に入れていただきたく思います」と観客に呼びかけている。
上演時間は約1時間。東京公演は3月10日まで行われ、4月12日・13日には大阪・ABCホールで上演される。
倉田淳コメント
萩尾望都作品「なのはな」開幕致しました。
書いては消してを繰り返した台本作り、余計なものを削ぎ落としていった稽古、上演時間1時間の中にすべての想いをこめさせていただきました。
この舞台のために誕生した作詞:萩尾望都、作曲:明石隼汰のオリジナルソングも是非お耳に入れていただきたく思います。
スタジオライフ「なのはな」
2019年2月27日(水)~3月10日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターウエスト
2019年4月12日(金)・13日(土)
※14日(日)は「OSE(OSAKA SPECIAL EVENT)」を実施。
大阪府 ABCホール
原作:萩尾望都「なのはな」(小学館)
脚本・演出:倉田淳
キャスト
ナホ:松本慎也(Кチーム)、関戸博一(Цチーム)
学(ナホの兄):宇佐見輝(Кチーム)、千葉健玖(Цチーム)
父:船戸慎士
母:仲原裕之
じーちゃん:倉本徹
ばーちゃん:若林健吾
女の子:伊藤清之(Кチーム)、松本慎也(Цチーム)
先生:鈴木宏明(Кチーム)、牛島祥太(Цチーム)
生徒1:千葉健玖(Кチーム)、宇佐見輝(Цチーム)
生徒2:牛島祥太(Кチーム)、鈴木宏明(Цチーム)
藤川さん:藤原啓児
石川音寿:明石隼汰
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