寺岡呼人が、14枚目のソロアルバム『NO GUARD』を11月27日にリリースする。

（参考：ミスチル 桜井和寿、ナオト・インティライミや寺岡呼人らコラボ作品に見るボーカリストとしての信念）

　同作は11編の人生模様を詰め込んだアルバムとなっており、寺岡呼人の人生信条とも言うべき、常に“ノーガード”で対峙していく人生観をタイトルに込め、今を生きるアクティブ中高年世代へ贈るポピュラーメッセージソングとなっている。

　ジャケットデザインは、写真家・クリエイターの信藤三雄が手掛け、ボクサーに扮した寺岡呼人が傷を負いながらも瞳やハートは、まだまだこれからの人生を生きていこうとする姿勢が表現されている。ギターでは、はっぴいえんど、キャラメルママ等のメンバーである、鈴木茂が参加。

　アルバムからのパイロット楽曲は「飛行機雲」。“人は誰もが皆、生まれた時からあの雲のように一人飛び続けてる”“離れてゆく瞬間（とき）が来ると知っていても、僕たちは一人じゃ生きてはいけない”。と綴ったそのストーリーは、上京した少年が東京の空の下、ふと空を見上げ、「けっこう俺も頑張ってきたのかもな」と振り返りながらも、情熱を今も持ち続けている男性が主人公だ。ミュージックビデオは、寺岡呼人がレトロなバイクにまたがり、都会の喧騒を走っていく。そこで、記憶の中で眠る女性の面影を雑踏の中で見つけ、過去と現在を交差しながら、また自分を見つめていく物語となっている。（リアルサウンド編集部）