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Netflix、映画・テレビドラマ制作従事者を支援する救済基金を発表 VIPOが事務局運営

ぴあ

20/5/22(金) 11:54

“Netflix 映画・テレビドラマ制作従事者支援基金”

Netflixは5月22日、日本国内の映画やテレビドラマの制作従事者の生活を支援する“Netflix 映画・テレビドラマ制作従事者支援基金”を設立し、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)に事務局を委託したことを発表した。

新型コロナウイルス感染症の影響により、現在世界中で数多くの映画やテレビドラマの制作が延期、もしくは停止を強いられる状況が続いている。国内の映画・テレビドラマ制作に従事する方々の中でも極めて生活への影響が大きい方々を短期的に支援することを目的とした“Netflix 映画・テレビドラマ制作従事者支援基金”。VIPO内に設立し、同法人に募集から支給までの事務局業務を委託することとなった。なお、Netflixは本基金設立にあたり、今年3月に発表したクリエイティブ業界を支える目的で設立された支援基金より約1億円をVIPOに拠出した。

Netflixコンテンツ・アクイジション部門ディレクターの坂本和隆は「人々に喜びをもたらす作品を届けることが、コンテンツづくりの使命です。これまでNetflixがメンバーに数多くの素晴らしい作品をお届けしてこられたのも、日本の制作関係者の存在があったからこそです。VIPOにご協力を頂く今回の取り組みが、現在大きな打撃を受けている映画やテレビドラマの映像制作に関わる方々の支援に繋がることを願っています」と述べている。

またVIPO事務局次長の槙田寿文は、本基金設立を受け「特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)は、この度のネットフリックス社の救済基金の趣旨に賛同し、事務手続きの代行をすることとなりました。困難な状況にある映像制作スタッフの皆様の一助となれば幸いです」と述べている。

救済基金へ応募できる対象者は、各制作・技術部門におけるメインスタッフ、アシスタント、コーディネーターなどの、フリーランススタッフに該当する方を原則とし、救済基金ページに近日中に公開するオンラインフォームから申込の受付を開始する。応募方法や対象に関する詳細は、後日VIPO基金事務局より発表される。

■“Netflix 映画・テレビドラマ制作従事者支援基金”概要
・支給対象:国内の映画・テレビドラマ制作に従事するフリーランススタッフで、コロナウイルスの影響によるプロジェクト延期・停止が証明できる方(※Netflixオリジナル作品を除く)
・対象職種:支給対象者のうち、以下制作・技術部門におけるメインスタッフ、アシスタント、コーディネーターなど
演出部門(助監督等)
制作部門(制作進行・演技事務・車両担当等)
撮影部門(特撮・特機・視覚効果等、助手も可)
照明部門(助手も可)
録音部門(音響・効果等、助手も可)
美術部門(装置・装飾・衣装・結髪・メイキャップ・ヘアメイク・特撮美術等、助手も可)
編集部門(助手も可)
スクリプター部門(助手も可)

【関連リンク】救済基金ページ

・申込開始日時:5月28日(木)13時頃
・申込期間:申込開始日~6月末日(先着順で応募数が支給可能額に達した時点で募集終了)
・支給時期:申込から2週間程度
・支給額(一口):10万円
・支給可能人数:1,000人程度

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