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©2019 映画『惡の華』製作委員会

映画『惡の華』主題歌はリーガルリリー、新曲“ハナヒカリ”書き下ろし

CINRA.NET

19/7/5(金) 21:00

映画『惡の華』の主題歌が、リーガルリリーの新曲“ハナヒカリ”になることが発表された。

9月27日から公開される同作は、シャルル・ボードレールの『惡の華』を心の拠り所にしている地方都市の中学2年生・春日高男がクラスのマドンナ・佐伯奈々子の体操着を盗んだことを問題児の仲村佐和に目撃され、そのことを秘密にする代わりにある「契約」を持ちかけられる、というあらすじ。

リーガルリリーによる主題歌“ハナヒカリ”は、映画のために書き下ろされた楽曲。リーガルリリーにとっては初の映画タイアップ曲となる。さらに挿入歌にはリーガルリリーの1stミニアルバム『the Post』収録曲“魔女”の再録版を使用する。“ハナヒカリ”“魔女”を収めたシングルが9月25日にリリースされることもあわせて発表された。

涌田秀幸プロデューサーはリーガルリリーの起用理由について、「映画を製作していく上で原作漫画にはない『音』を付けていくという作業は、実はとても慎重に取り組んだ事の1つでした。舞台化やアニメ化はしているものの、原作の世界観を大事にしたい。そこで偶然出会ったのがリーガルリリーさんの“overture”という曲に出てくる、『君は景色を殺せるのだよ』という歌詞、そして更に決め手となったのは“リッケンバッカー”という曲の『おんがくも人をころす』という強烈なワードでした。彼女達の音楽を聴いた時、何故か春日と仲村二人の姿が浮かんできました。春日と仲村達に年齢が近く、その年代にしか書けない『哲学』を見事に表現していたのがリーガルリリーさんだったのです。音楽、歌詞、そして歌声、どれもが惡の華の主題歌をお願いする上で、これ以上ない理想的なものを持っていたのです」とコメントしている。

『惡の華』は押見修造の同名漫画が原作。映画版では仲村からの変態的な要求に翻弄され、アイデンティティが崩壊していく主人公・春日役を伊藤健太郎、彼に執拗につきまとう仲村役を玉城ティナ、春日が片思いをする佐伯役を秋田汐梨、春日と交流を深める常磐文役を飯豊まりえが演じる。監督は井口昇、脚本は岡田麿里。

たかはしほのか(リーガルリリー)のコメント

「惡の華」は、高校生の時に何度も読み返した漫画の1つで、当時の、自分が宝物にしていた記憶が映画の中でも感じられました。
役者さんも、まるで漫画の中の行間も表現するように、自然な雰囲気をまとっていました。とても素晴らしい作品でした。
挿入歌「魔女」は、高校生の頃、「惡の華」をよく手にとっていた頃に作りました。私の内なる爆発物は、音楽にすることによって、叫んでもだれにも怒られません。映画チームの方がこの曲を気に入ってくれて、この話をいただいたので、とても嬉しかったです。
偶然は素敵なものです。作品と、監督、役者、この曲の全ての爆発が交わるシーンは、とても素敵なものでした。
主題歌には「ハナヒカリ」という曲を書き下ろしました。
高校生から4年ほど経ちましたが、爆発は、形を変えて、音にすると、かなしみといらだちを行ったり来たりするだけになりました。
なぜ、そこで爆発できないのかというと、もうだれも守ってくれないからです。
次は自分が誰かを守るようになるのです。そういうことを思って書きました。

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