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マヂカルラブリー、M-1副賞の優勝記念像はフタになる!予想外の完成品に「富士山のジオラマ?」

ナタリー

21/1/29(金) 18:30

マヂカルラブリー

「M-1グランプリ2020」で優勝したマヂカルラブリーに、日清どん兵衛から「ど~んと優勝記念像」が贈られた。この贈呈式の様子がどん兵衛の公式Twitterアカウントで公開に。お笑いナタリーでは先日行われた撮影現場を訪れ、マヂカルラブリーに感想を聞いた。

東京・ヨシモト∞ドーム ステージIで行われた「ど~んと優勝記念像贈呈式」。ステージには優勝記念像がベールに覆われた状態で置かれ、マヂラブの2人は自分たちの身長を超えるその大きさに「思っていた以上にでかい」と興奮を隠せない。顔を石膏で型取りしたのはもちろん、漫才中の動きやさまざまなポーズを3Dスキャンした制作を振り返りながら、「完成図が予想できない」「サンパチも立ってるってことですか?」と想像を巡らせる。「日清さんからのメッセージでさ、『お前らのは漫才じゃない』って意味でサンパチは置いてないかも」と野田。そんな不安を抱く中、どん兵衛ガールによってベールがめくられるも、記念像にはまだ別のベールが被せられており「おい! マトリョーシカシステムじゃねえか!」と焦らされた。

ベールを1枚取ったところで台座の一部が顔をのぞかせ、2人は「之像」の文字から「漫才じゃない奴之像」「見取り図之像」などと予想し「まだ安心できない」と疑いの目でスタッフの表情を確認する。ここで村上が何気なく「まだまだどんどんちっちゃくなっていく可能性もあるからね(笑)」と推測してみせたのだが、その後、まさにその通りにマヂラブは何枚ものベールが剥がされていくところを見届ける羽目に。勘のいい村上は、ベールを被った物体に対して「まだ枠があるじゃん。四角くなってるけど、普通だったら尖ってるじゃん?」とそのシルエットが人間の形でないことを指摘。また、野田は全体の大きさに対して台座の占める割合が大きすぎることから「俺らが想像してた等身大の像ではないってことだね」と当初の期待は捨て、大きさではなく素材に莫大な費用がかかっていて、クリスタル製なのではないかと別の可能性を探る。

2人が「富士山のジオラマ?」と疑うほどのかさになり、いよいよ最後のベールがオープン。精密なマヂカルラブリーのミニチュアが現れると、彼らは「うわーすごいよこれ!」と笑いながらも大喜びした。この記念像と併せて、マヂラブにはどん兵衛1年分もプレゼントされる。実はこの記念像はどん兵衛のフタになっており、箸も置いておくことができる。これらの細かい芸に、野田は「しょうもな……(笑)」とコメントしつつうれしそう。2人は最後にどん兵衛のうどんとそばをそれぞれ味わい、ペロッと平らげていた。

想像していた等身大の像ではなかったものの、村上は「めちゃくちゃいいです。僕、ああいう専用の道具って好きなんですよ。いちごのヘタを取るだけの器具とか。どん兵衛に置く道具、いいですよね」と気にいった様子。野田も「モノとして使いやすすぎて、マヂカルラブリーは関係なくなってくるでしょうね。フライパンとかと一緒にしまわれそう」と使い道がはっきりしている記念像に満足そうだった。ポーズや服のしわまで完璧に再現されていて、クオリティもばっちり。30分以上じっとしていなければならなかった顔の型取りの最中、村上が「鼻でしか息ができない」という不安に駆られ、15分ほどで耐えきれなくなってしまうハプニングもあったと回想する野田は「俺の30分はなんだったんだ」とぼやくが、顔の再現度もバラつきなく高い。

この記念像兼フタのレプリカは応募のあった30名に抽選で贈られ、2人はチャンピオンとして各家庭のどん兵衛ライフを彩ることになる。テレビ番組でも“王者”として扱われる場面が増えたが、野田は「小恥ずかしいですね。今まで妬むパターンしかなかったので、持ち上げられたり、羨ましがられたりして立ち振る舞いパニックになってます」、村上は「照れちゃいますね。『漫才じゃねえ』って言われてるくらいが居心地がいいです、なんだか(笑)」と戸惑いを感じているという。

どん兵衛のそばが好きな野田は「大晦日はどん兵衛を食べないと年越した感じがしない。(専門店のそばが出されたら)なんだこれってなるくらい、どん兵衛がなじんでいる」、うどんが好きな村上は「深夜2時くらいまで飲んで、家帰る前のコンビニでどん兵衛を買って、最初にすする汁。あれがすべての飲み物の中で一番うまいです。冷た腹に温かい汁が入ってきて最高」と述べるほど、共にどん兵衛ファン。こうして公式の仕事に携わることができ「めっちゃうれしいです」と笑みをこぼした。

誕生から45年、さまざまな進化を重ねてきた「どん兵衛」に絡めて、マヂカルラブリーのグレードアップした部分を尋ねてみると、村上は「フレームの太い黒縁メガネをやめたこと」と答え、「説得力が増したと思います。優勝のときにこのメガネでよかった」と話す。野田の回答は「マッチョマンになったこと」。「漫才のときの足音がでかくなった」と筋力はネタに影響し、さらに「後輩にしゃべりかけられるようになった」と自身のまとう雰囲気にも変化が。しかし「バカにされ始めた」と親しみやすさが度を超えだした面もあるといい、「グレードアップとも言えるし、グレードダウンでもある」と落ち着いて分析していた。

マヂカルラブリーの「ど~んと優勝記念像」プレゼントキャンペーンはTwitterで展開中。応募は2月15日(月)正午まで。

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