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三代目JSBとのコラボも話題 Aflojackら世界的DJが集結する『ULTRA JAPAN 2019』徹底解説

リアルサウンド

19/9/13(金) 17:00

 2014年に日本での開催をスタートさせた都市型ダンスミュージックの祭典『ULTRA JAPAN 2019』が、今年も9月14日と9月15日に開催される。

ULTRA JAPAN 2018 (Official 4K Aftermovie)

 昨年は3日間で10万人を動員するなど、国内最大級のダンス系フェスティバルとして定着したこのフェスは、毎年3月に米マイアミで開催される『ULTRA MUSIC FESTIVAL』(以下『UMF』)を筆頭に各国で開かれる同フェスの日本版。1999年から続く本家マイアミ会場は今年、DJとしてThe ChainsmokersやAfrojack、マーティン・ギャリックス、Zedd、Tiësto、SkrillexとBoys NoizeのDogblood、デヴィッド・ゲッタ、Marshmelloらが出演し、3日間で16万人以上を動員。ダンスミュージックシーンの世界No.1フェスティバル(※)という呼び声も高い。

Afrojack – Ultra 2019 (Official Video)

 まず注目は、昨年に続いて出演するAfrojack。彼は身長202cmという高身長で、さらに来日する際は個人所有している自家用機”アフロジェット”で来日するド派手なDJだ。世界のDJをランク付けする「DJ MAG TOP100 DJs」でTOP10の常連であり、彼の実力は疑いようがない。ここ数年はm-floのVERBALの紹介をきっかけにしてLDHの欧州支社・LDH EUROPEのCEOを務め、日本との繋がりを深めている。

 彼の最大の魅力は、様々なゲストを迎えた自身のオリジナル曲やプロデュース曲によって、クラブミュージックを様々なフィールドに連れ出していること。彼がこれまでにかかわってきた楽曲を紐解けば、世界のポップミュージックのトレンドが分かる。それは日本も例外ではなく、2016年には三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(三代目JSB)の「Summer Madness」で彼らとコラボレーション。この楽曲はドロップを活かしたEDM仕様のクラブミュージックの爆発力=踊れる魅力と、歌ものポップスとしての大衆性=歌える魅力がひとつになっていて、三代目JSBのキャリアの中でも屈指の人気曲のひとつになっている。2019年8月にはふたたび作曲を担当した三代目JSB「SCARLET」がリリースされたばかり。

三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE / SCARLET feat. Afrojack

 また、プロデューサーとしての一面はもちろんだが、彼が手掛けたアンセム曲を駆使するDJプレイも世界的な人気を得ている。2019年のマイアミでの『UMF』のステージでも、EDMからヒップホップ、ロックを筆頭に様々なジャンルを飲み込んで、セットのはじまりから終わりまで、終始観客の歓声や大合唱が発生。中でもDaft Punkの「One More Time」と自身のアンセム「Ten Feet Tall」をマッシュアップして大合唱が起こる瞬間の高揚感は、否応なしに体が反応してしまうようなEDMシーン屈指の爆発力と言えるはずだ。

 『ULTRA JAPAN 2019』当日も、様々なEDMアンセムをマッシュアップした豪華絢爛なセットを披露してくれるはずだ。ちなみに、過去の『ULTRA JAPAN』では、Afrojackのステージに三代目JSBが登場し、騒然とする観客の大歓声を受けながら「Summer Madness」を披露したことも記憶に新しい。今年のセットではリリースされたばかりの三代目JSB「SCARLET」をプレイする可能性もあるだろう。つまり、国を問わずポップ・ミュージックの今を体験できるのがAfrojackのセット。三代目JSBの楽曲からAfrojackの音楽に興味を持ったファンは、この機会に彼のDJプレイを体験してみるのも良いだろう。

 もちろん、ULTRA JAPAN 2019はその他出演アーティストも充実している。スティーヴ・アオキは今年、TVアニメ『キャロル&チューズデイ』に音楽面で参加し、ますますダンスミュージックの裾野を広げる役目を果たしている。トランス、ヒップホップ、EDMなどを自在に横断しつつ、ことあるごとにDJ卓に上がって観客を煽る、時にホールケーキを観客に投げ入れるなど、パーティー番長的な佇まいが生む圧倒的な爆発力も楽しみだ。

Steve Aoki – Ultra Music Festival Miami 2018 [Live]

 グラミー賞で最優秀ミュージックビデオ賞にノミネートされたDJ Snakeや2年連続での出演となるスウェーデンのGalanti、Pendulumの結成メンバーが再集結したPendulum TRINITYなどの王道のラインナップに加えて、サイケデリックトランス界の大御所Infected Mushroom、ドラムンベースの鬼才Netskyなど、世界的なダンスミュージックブームの立役者たちが一堂に会している。何よりこのフェスティバルの魅力と言えるのは、ダンスミュージックシーンの豪華スターの競演によって、今のクラブシーンが持つ多様性が体感できること。そして、たとえアーティストのことを知らなくても、圧倒的なダンスミュージックの爆発力によって、誰しもが楽しめる空間を提供していることにある。一口に「ダンスミュージック」と言っても、そこには様々なスタイルがあり、それぞれに異なる魅力を持っているが、そんな多岐にわたるダンスミュージックを集約し、その魅力を大衆に広めていることもダンスミュージックフェスのパイオニアである『ULTRA JAPAN』の功績だ。

 実際、今回の出演ラインナップから考えても、当日はビッグルームハウスを筆頭にした王道のEDMサウンドやよりマニアックで先鋭的なクラブミュージックのトレンドはもちろんのこと、クラブシーンから見た現在のポップミュージックの魅力を全身で浴びることができるはず。そうしたダンスミュージックの多様性の華やかな部分を都市型フェスで気軽に楽しめる圧倒的な祝祭感/パーティー感は、『ULTRA  JAPAN 2019』ならではだ。

(※)世界No.1フェスティバル
『ULTRA MUSIC FESTIVAL』は、ダンスミュージック・シーンの中で世界的に最も影響力のあるメディアの1つである『DJ MAG』にて2年連続世界No.1フェスに選出され、本家マイアミ以外でも『ULTRA WORLD WIDE』として世界20か国以上で開催。2017年は総動員100万人以上となった。

■杉山 仁
乙女座B型。07年より音楽ライターとして活動を始め、『Hard To Explain』~『CROSSBEAT』編集部を経て、現在はフリーランスのライター/編集者として活動中。2015年より、音楽サイト『CARELESS CRITIC』もはじめました。こちらもチェックしてもらえると嬉しいです。

■イベント情報
『ULTRA JAPAN 2019』
チケット発売中
開催日程:2019年9月14日(土)、15日(日)
開演11:00/終演21:00(開場10:00)
※雨天決行・荒天中止
開催場所:TOKYO ODAIBA ULTRA PARK II
お台場ULTRA JAPAN特設会場/江東区青海

■関連リンク
公式HP
Facebook:@UltraJapan
Twitter:@ultrajapan
Instagram:@ultrajapan
LINE:Ultra Japan

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