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三浦大知と久保田利伸、R&Bシーンを代表する二人の関係性 『FNS歌謡祭』共演を機に辿る

リアルサウンド

19/12/4(水) 7:00

 毎年豪華アーティストがコラボレーションし、話題を呼ぶ音楽特番『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)。番組がスタートしてから45周年を迎える今年は、2週連続で生放送が行われる。第1夜は、AI、嵐、大原櫻子、関ジャニ∞、AKB48、EXILE、欅坂46、郷ひろみ、椎名林檎、NEWS、森高千里などが出演する。

(関連:久保田利伸 『LA・LA・LA LOVE SONG (with NAOMI CAMPBELL)』MVはこちら

 なかでも注目は、久保田利伸と三浦大知、JUJUのコラボ。3人は1996年にリリースされた久保田の名曲「LA・LA・LA LOVE SONG」を披露する。

 放送に先立ち『FNS歌謡祭』の事前帯番組では、久保田・三浦・JUJUがそれぞれみどころを解説。久保田はコラボの感想を、過去番組に出演して同曲を歌った中で「一番気楽でした」と語る。さらに久保田は、三浦とJUJUを「僕の一番の理解者。男代表、女代表」と評しており、久保田自身も2人が何を考えて歌っているのかが伝わってくるという。

 何故、久保田は三浦とJUJUにそれだけの信頼感を抱いているのか。久保田が2人と共演するのはこれが初めてではない。

 JUJUと久保田は共にニューヨークに在住していた経験があり、当時から2人は親交がある。2018年にリリースされたJUJUのジャズアルバム『DELICIOUS ~JUJU’s JAZZ 3rd Dish~』収録曲「Englishman In New York」(スティングカバー)では、久保田がデュエットの相手をつとめた。また、前述のアルバムがリリースされた記念に開催されたJUJUのプレミアムライブにも久保田がゲストで出演している。

 一方、久保田と三浦は、KREVAが主催する『908 FESTIVAL』で共演。同フェスでは、数々の大物アーティストたちが自身の曲を披露するだけではなく、他のアーティストとのコラボやトークでステージを盛り上げる。久保田と三浦、双方がこのフェスに参加しているのは『908 FESTIVAL 2014』『908 FESTIVAL 2017 -クレバの日-』。2014年のフェスでは久保田とKREVAのコラボ後に、「LA・LA・LA LOVE SONG」を歌いながらステージに登場する三浦の姿があった。三浦が1フレーズを歌い切ると、久保田もステージに参戦。2人はこのとき、すでに「LA・LA・LA LOVE SONG」でコラボしていたのだ。

 それよりも前には、三浦は自身のソロライブ『DAICHI MIURA LIVE 2009 -Encore of Our Love-』で同曲をカバー。このとき、三浦はピアノを弾き語り、しっとりと艶やかに久保田の名曲を歌いあげた。また、音楽特番『音楽の日 2018』の「平成アノ日のメドレー」でも再びカバーしている。

 そもそも、久保田と三浦はどちらもR&Bに精通しているアーティストだ。三浦は2008年以降、クリエイターのNao’ymtと何度もタッグし、「Your Lovefeat. KREVA)」や「Unlock」などR&B色の強い楽曲をリリースしてきた。一方、久保田は“日本で誰よりも早く、R&Bを広めた第一人者”といわれている。

 今回はそこにJUJUという、もう1人の理解者が加わる。彼女もまたニューヨークに在住していた時代に、得意とするジャズだけではなく、R&Bやヒップホップなどあらゆる音楽ジャンルの技術を習得してきたアーティストだ。そんな三浦とJUJUを、久保田が前述の事前帯番組で「地球上で一番番信頼のできる2人」と語っていたのもあながち大げさではないだろう。

 久保田利伸、三浦大知、JUJU。高い歌唱力を持つ彼らが互いに絶大な信頼を寄せ、自らのパフォーマンスを最大限発揮したら、一体どんな音楽が生まれるのか。きっと、これまでの『FNS歌謡祭』の中でも指折りのコラボレーションになるに違いない。(苫とり子)

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