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徳永えり主演「月極オトコトモダチ」が東京国際映画祭に出品決定、特報も解禁

ナタリー

18/9/25(火) 14:00

「月極オトコトモダチ」

MOOSIC LAB 2018の長編部門にエントリーされている「月極オトコトモダチ」が、第31回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門に出品されることが明らかに。あわせて特報がYouTubeにて解禁された。

徳永えりが長編映画で初めて単独主演を務めた本作では、「男女の友情はあるのか」をテーマに、夢と現実の間で悩む男女が織りなす不思議な関係性が描かれる。Webマガジンの編集者として働きながら、男の“レンタル友達”を利用する望月那沙を徳永が演じた。「ギャルソンヌ -2つの性を持つ女-」で知られる穐山茉由が監督を務め、キャストの芦那すみれがBOMIの名義で音楽を担当している。

10月25日から11月3日にかけて東京・六本木ヒルズなどで開催される第31回東京国際映画祭。日本映画スプラッシュ部門は、個性が強く、独創性とチャレンジ精神にあふれる日本のインディペンデント映画を紹介する部門だ。穐山は出品決定を受け「この最高のニュースを聞いた時、ここまで一緒に作り上げてきたキャストとスタッフの顔が浮かびました。この作品は夢と現実の間で悩む男女の、等身大でいて、ちょっと不思議なお話です。あのスクリーンで観られる喜びを噛み締めつつ、みなさんの様々な反応を楽しみにしています」とコメントした。

また徳永も「とても嬉しく思います。『月極オトコトモダチ』は穐山茉由監督の初長編作品です。現場で楽しそうにモニターを見つめる監督の姿が指針となり、私は主人公那沙として、どうポップにこじらせられるかを楽しんで演じました。[男女の友情はあるか]というテーマに答えを出すのはとても難しい。だからこそ那沙 / 監督の出した結末を観て、ああだこうだ言ってもらえたら嬉しいです」と語っている。そのほかキャストの橋本淳と芦那によるコメントも下記に掲載。

さらに、200人を超えるオーディション参加者の中から選出されたモデルの野崎智子が、那沙の後輩・ユリ役を務めることも発表された。長編映画初出演となる彼女は、「生意気だけど憎めないユリは私の性格と比べて正反対だなという印象でしたが、ユリに似たような友達が周りに居たので友達を見て教わりました。台本をとにかく読み込んだりユリという役にハマっていけるように自分なりの最善を尽くして撮影に挑みました」と役作りを振り返った。

MOOSIC LAB 2018は東京・新宿K's cinema、UPLINKにて11月17日から12月14日にかけて開催。

徳永えり コメント

この度、東京国際映画祭スプラッシュ部門に作品がノミネートされて、とても嬉しく思います。

「月極オトコトモダチ」は穐山茉由監督の初長編作品です。現場で楽しそうにモニターを見つめる監督の姿が指針となり、私は主人公那沙として、どうポップにこじらせられるかを楽しんで演じました。

[男女の友情はあるか]というテーマに答えを出すのはとても難しい。だからこそ那沙 / 監督の出した結末を観て、ああだこうだ言ってもらえたら嬉しいです。
この作品は、皆さんの中に答えがあるはずだから。

橋本淳 コメント

第31回東京国際映画祭、日本映画スプラッシュ部門への出品、とても光栄に思います。キャスト、スタッフほぼ同世代で作り上げた映画が、たくさんの方々に観てもらえる機会を与えてもらえて、幸せな気分です。

“男女の友情はありえるのか”
突きつけられると答えに困る普遍的なテーマ。観た人にどう響くか、僕自身とても楽しみです。そして、この座組みでレッドカーペットという華やかな場所を練り歩くのも楽しみです。

芦那すみれ コメント

わーい! やったー! ありがとうございます!
企画の段階からお話をいただき、音楽を担当し、さらには出演をしたので恥ずかしい部分もたくさん見せてしまう気がしますが、生きるって恥ずかしいことの連続ですもんね。
スクリーンで観られることを楽しみにしています。

野崎智子 コメント

初の長編映画なのでクランクインまでは緊張や不安でいっぱいでしたが、撮影では共演者の皆様やスタッフの皆様が本当にとても温かくて優しくしていただいて、たくさん救われました。感謝の気持ちでいっぱいです。
生意気だけど憎めないユリは私の性格と比べて正反対だなという印象でしたが、ユリに似たような友達が周りに居たので友達を見て教わりました。台本をとにかく読み込んだりユリという役にハマっていけるように自分なりの最善を尽くして撮影に挑みました。

穐山茉由 コメント

「月極オトコトモダチ」が東京国際映画祭に……! この最高のニュースを聞いた時、ここまで一緒に作り上げてきたキャストとスタッフの顔が浮かびました。
この作品は夢と現実の間で悩む男女の、等身大でいて、ちょっと不思議なお話です。あのスクリーンで観られる喜びを噛み締めつつ、みなさんの様々な反応を楽しみにしています。
ここから、さらに、たくさんの人たちにこの映画が届きますように。

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