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井ノ原快彦×道枝駿佑の豪華セッションが 『461個のおべんとう』特別MV公開

ぴあ

20/11/12(木) 12:00

『461個のおべんとう』 (C)2020「461個のおべんとう」製作委員会

絶賛上映中の映画『461個のおべんとう』の特別映像が公開された。

本作は、TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるお弁当エッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)を基に、ミュージシャンでありながら息子のためにお弁当を作り続けるシングルファザー、鈴本一樹とその息子・虹輝の心の交流を描いた人間ドラマ。

V6の井ノ原快彦が一樹を、そしてジャニーズ事務所の後輩で、関西ジャニーズJr.で人気沸騰中のユニットなにわ男子に所属する道枝駿佑が虹輝を演じる。監督を務めるのは、『キセキ -あの日のソビト-』や『泣くな赤鬼』など心温まる作品を世に送り出してきた兼重淳だ。



公開されたのは、エンドロールだけでしか観られない一樹(井ノ原快彦)と息子・虹輝(道枝駿佑)の主題歌『Lookin'4』の親子セッションに、本編映像が盛りだくさんのショートMV。動画はステージの鈴本親子が奏でる美しいハーモニーから始まる。曲とともに流れる本編映像は、生まれて間もない虹輝をビデオに撮る一樹や笑顔であやす周子(映美くらら)に、幼稚園からの帰り道で一緒に遊ぶ親子の姿など、虹輝の子供時代から映し出される。そこから時は流れ、リビングにいる深刻な面持ちの一樹と周子を心配そうに見つめている虹輝。

次のシーンでは、一樹と周子は別々の道を歩む決意をする。ここから虹輝とふたりっきりの生活が始まり、親子は大事な約束を交わすことになる。それが「一樹、お弁当なら俺が作る。3年間毎日作るよ。お前も3年間休まず、学校行く?」と聞き、虹輝は力強く「約束する」と伝え、お弁当作りが始まるきっかけとなるシーンだ。内気な虹輝は、1年遅れの高校生活に緊張しながらも一樹との約束を守るべく学校に通う。

プロのミュージシャンとしてバンドメンバー(KREVAとやついいちろう)と忙しくライブ活動を行う一樹は、どんな日も欠かさず、お弁当を作る。そして何気ない毎日のなか、とうとう迎える高校最後のお弁当。「今日、最後のお弁当だからさ」という色々な気持ちが入った一樹の言葉とともに、曲は終わりを迎える。

主題歌『Lookin’4』は、原作者・渡辺俊美が、当時4歳だった息子のために作った曲である。公開直前イベントで登壇した渡辺は、お弁当について「僕がお弁当を作ったのは、ただ息子を守りたかっただけなんです。その守る一つの形がお弁当になったんです」と語っている。

『461個のおべんとう』
公開中

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