「SKIN／スキン」のメイキング映像がYouTubeで公開された。

本作はスキンヘッド集団ヴィンランダーズの共同創設者であり、元レイシストのブライオン・ワイドナーの実話をもとにした物語。ジェイミー・ベルがブライオンを演じ、マイク・コルターがヘイト団体と20年以上闘い続けてきたダリル・L・ジェンキンスに扮した。

このたび公開されたのは、監督と脚本を手がけたガイ・ナティーヴが本作の製作背景を語る映像。まずブライオン本人がタトゥー除去手術を行った際の記録写真が映し出され、ナティーヴはその写真と「スキンヘッドの若者が社会復帰できる確率は0.1%にすぎない」という記事が製作のきっかけになったと明かす。

またナティーヴは、主演のベルを「本作がキャリア最高の役」と絶賛。そしてベルが14kg増量したこと、ブライオン本人とともに2晩過ごして役作りをしたことなどを説明する。また映像には、毎朝4時から3時間かけて行われたベルのタトゥーメイクの過程も切り取られた。後半にナティーヴは「ブライオンはすぐキレる性格だ。でもなんとか自分を抑えようとしてる。観客に問いたかった。“あなた方は彼の努力を受け入れられるか？”と」と本作に込めたメッセージに言及している。

「SKIN／スキン」は東京・新宿シネマカリテ、WHITE CINE QUINTO（ホワイト シネクイント）、UPLINK吉祥寺ほかで上映中。全国でも順次公開される。

※「SKIN／スキン」はR15+指定作品

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