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福田麻由子が主演「グッドバイ」公開、半分当て書きの主人公は「観ていて苦しい」

ナタリー

21/1/21(木) 12:00

「グッドバイ」ポスタービジュアル

福田麻由子が主演を務める「グッドバイ」が、3月下旬に公開される。

郊外の住宅地に母親と2人で暮らす上埜さくらを主人公とする本作。友人に頼まれ保育園で一時的に働き始めたさくらは、園児の保護者である新藤と出会う。やがて新藤に幼い頃から離れて暮らす父を重ねるようになるさくら。ある晩、新藤家で夕飯を作ることになった彼女は、かつての父に関するある記憶を思い出す。是枝裕和のもとで映像制作を学び、本作が長編デビュー作となる宮崎彩が監督と脚本を担当。第30回映画祭TAMA CINEMA FORUMの「ある視点」部門で上映された。

福田がさくら、小林麻子がさくらの母・夕子を演じ、池上幸平が新藤役、井桁弘恵がさくらの同僚・みほ役で出演。佐倉星、彩衣、吉家章人もキャストに名を連ねた。YouTubeでは特報が公開中だ。

オファー時にさくらについて宮崎から「半分あてがきで書いた」と明かされた福田。「その意味が、完成した作品を観てはじめてちゃんとわかったように思います。自分の嫌いなところ、目を背けたいところが、映されていました。個人的には観ていて苦しい気持ちになりましたが、私という人間に愛を持って真正面から向き合ってくれた宮崎監督には、本当に感謝しています」とつづっている。宮崎は「ごく限られた空間と関係でつくられた、その世界の、綻び。社会で気づかれなくとも、きっとここではパンデミックより大きな変化だ。私はどうしても福田麻由子の眼で、覗きたかったのです。あの世界を真摯に生きてくれてありがとう」と述べた。

「グッドバイ」は東京・ユーロスペースほか全国で順次ロードショー。

福田麻由子 コメント

撮影を開始したときから約3年が経ちました。
映画館で公開していただけることが決まって、本当にありがたく、嬉しく思います。

同世代の仲間たちともがきながらひとつの作品をつくれたことは、とても大きな経験でした。

オファーをいただいたとき宮崎監督から、半分あてがきで書いたと言われました。
その意味が、完成した作品を観てはじめてちゃんとわかったように思います。
自分の嫌いなところ、目を背けたいところが、映されていました。
個人的には観ていて苦しい気持ちになりましたが、私という人間に愛を持って
真正面から向き合ってくれた宮崎監督には、本当に感謝しています。

この映画がみなさまに届くことが、怖くて、楽しみです。

宮崎彩 コメント

小さな世界を撮ろう。

ごく限られた空間と関係でつくられた、その世界の、綻び。
社会で気づかれなくとも、きっとここではパンデミックより大きな変化だ。
私はどうしても福田麻由子の眼で、覗きたかったのです。
あの世界を真摯に生きてくれてありがとう。

劇場で、誰かが見つけるのを、待っています。

(c)AyaMIYAZAKI

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