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追悼・加藤剛、「忍ぶ川」「舟を編む」など新文芸坐で8本上映

ナタリー

18/9/10(月) 21:07

「今夜、ロマンス劇場で」 (c)2018映画「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会

「端正な美貌、知性あふれる演技 追悼・加藤剛」と題された特集上映が、明日9月11日から14日まで東京・新文芸坐にて開催される。

胆のうがんにより、6月18日に80歳で死去した加藤剛。ドラマ「大岡越前」の江戸町奉行・大岡忠相役で知られる加藤は、1962年のテレビドラマ「人間の條件」で俳優デビュー。2001年に紫綬褒章、2008年に旭日小綬章を受章している。

今回の特集上映では、加藤の出演作を2本立てで上映する。熊井啓がメガホンを取り、加藤と栗原小巻が共演した純愛物語「忍ぶ川」、木下恵介の監督作で加藤が余命いくばくもない医師を演じた反戦映画「この子を残して」、松本清張の原作を野村芳太郎が映画化し、加藤が不倫するサリーマン役を演じた「影の車」、松田龍平や宮崎あおいと共演した石井裕也の監督作「舟を編む」、最後の出演作で綾瀬はるかや坂口健太郎と共演した「今夜、ロマンス劇場で」などがラインナップされた。詳細は劇場の公式サイトで確認してほしい。

※宮崎あおいの崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

端正な美貌、知性あふれる演技 加藤剛

2018年9月11日(火)~14日(金)東京都 新文芸坐
料金:一般 1350円 / 学生 1250円 / 友の会、シニア 1100円
<上映作品>
「舟を編む」
「今夜、ロマンス劇場で」
「忍ぶ川」
「子育てごっこ」
「新・喜びも悲しみも幾歳月」
「この子を残して」
「黒の斜面」
「影の車」

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