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ミナ ペルホネン/皆川明 つづく

19/11/22(金)

デザイナー皆川明(1967‐)により設立され、2020年に25周年を迎えるデザインブランド「ミナ ペルホネン」の魅力を余すところなく紹介する展覧会。流行り廃りがファッションには常に付きまといます。時としてそれを逆手にとり利益追求だけに走るブランドも散見する中、ミナの哲学は決して揺るぎません。そのことがとてもよく分かるのが「洋服の森」での展示です。創立当初から2020年春夏コレクションまでの25年分の服、約400着を一堂に集め紹介していますが、展示順は年代ごとではなくランダムになっています。それにも関わらず「古さ」や「新しさ」を個々から感じられません。他のブランドでは絶対真似できないことであり、服飾業界の常識では考えられない普遍性を有した「作品」がリニューアルオープンして間もない東京都現代美術館の壁を彩ります。洋服だけでなく、ミナベル ホネンのものづくりの営みを自然界に例えた8つの章の名称が冠された展示構成となっています。中には原寸大の理想の住まい「shell house(シェルハウス)」も建築家・中村好文氏により建てられています。見どころ満載なとっても素敵な展示空間となっています。 尚、東京都現代美術館では「ダムタイプ|アクション+リフレクション」、「MOTアニュアル2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影」も同時開催されています。

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