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「ストレンジシード静岡2020 the Park」開催決定、オンライン会場も

ナタリー

20/8/20(木) 17:26

「ストレンジシード静岡2020 the Park」メインビジュアル

「ストレンジシード静岡2020 the Park」が、9月21・22日に静岡・静岡市内とオンラインで開催される。

当初5月に開催予定だった「ストレンジシード静岡2020」は、新型コロナウイルスの影響で延期がアナウンスされていたが、今回、「ストレンジシード静岡2020 the Park」に名前を変えて実施が決定。このたび開催日程と参加アーティストが発表された。

静岡・駿府城公園をはじめとした静岡会場では、SPAC-静岡県舞台芸術センター、Tan*Mon Danの遠藤綾野、あまる&ひっきぃ、オンライン会場では東京デスロック、ホナガヨウコ、渡邉尚(頭と口)×kajii、劇団子供鉅人、Mt.Fuji、平泳ぎ本店が作品を披露する。

このほかの参加団体には、柿喰う客、鳥公園、ワワフラミンゴ、劇団壱劇屋、コトリ会議、太めパフォーマンス×やぶくみこ、不思議少年、吉光清隆、世界劇団、IMPRO Machine×富士フルモールド劇場、コメディアス、米澤一平、PUYEY、スペースノットブランクが名を連ねた。追加アーティストや、それぞれの公演詳細については続報を待とう。

なお静岡会場への来場は、感染症対策のため静岡県在住者のみに限定されている。今後の感染状況により、来場可能エリアは変更となる可能性があるため、最新情報は「ストレンジシード静岡2020 the Park」の公式サイトで確認を。

フェスティバルディレクターを務めるウォーリー木下からのコメントは以下の通り。

ウォーリー木下コメント

ゴールデンウィークに開催するはずだった「ストレンジシード静岡2020」は9月のシルバーウィークに移動し、出演者もほぼそのままで、「ストレンジシード静岡2020 the Park」として復活することになりました。また、地元・静岡拠点のアーティストたちがさらにラインナップに加わりました。

僕らがやってるパフォーミングアーツの効果の一つに、人々の心にある当たり前や慣れを揺さぶり、価値観をひっくり返し、見慣れた風景が一変する、そういう力があります。
しかし3月以降、新型ウイルスが日常を揺すりはじめ、いまだその揺れはおさまる様子もありません。そんな中、いったいどういうフェスをすればいいのだろうか。

まず第1に安心して楽しんでもらうこと。観客も出演者も、もちろん街の人たちみんな。
第2に、日常を立て直すこと。揺さぶられ不安定になった生活や感情を、パフォーマンスでの力で少しでも取り戻す。
第3に、その中で演劇やダンスが提示できる新しい形式を探し出す。

またオンラインという選択肢も可能な限り取り入れることにしました。
内と外を繋ぎ、遠く離れた人同士を繋げることもできるはずです。
いくつもの制約、矛盾を持ったまま、新しいフェスを作る決意しました。
それはひとえに、閉じこもってしまった体と心に叫んでもらいたいからです。
大袈裟に言えば自由を奪われてもなお心は自由を目指したいからです。

僕の知っている限り、多くのアーティストは制約がある方が燃えます。
その制約をどう飛び越えるのか。遊びながら、軽やかに。
きっとその姿こそが新しい揺れになるのだろうな、と期待しています。

「ストレンジシード静岡2020 the Park」

2020年9月21日(月・祝)・22日(火・祝)
静岡県 駿府城公園、静岡市役所、葵区役所 ほか / オンライン会場

フェスティバルディレクター:ウォーリー木下
出演:東京デスロック、柿喰う客、ホナガヨウコ、渡邉尚×kajii、劇団子供鉅人、鳥公園、ワワフラミンゴ、劇団壱劇屋、コトリ会議、太めパフォーマンス×やぶくみこ、不思議少年、Mt.Fuji、吉光清隆、平泳ぎ本店、世界劇団、IMPRO Machine×富士フルモールド劇場、コメディアス、米澤一平、PUYEY、スペースノットブランク、SPAC-静岡県舞台芸術センター、遠藤綾野、あまる&ひっきぃ ほか

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