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BOYSぴあSelection 第24回 板垣瑞生

板垣瑞生 Part1「お芝居の世界にずっとい続けたいんです」

PART1

19/9/20(金)

ひと目見たら忘れられない強い瞳、しなやかでスラリとした長身、甘い顔立ちに似合わない低い声。

まさに少女漫画から抜け出してきたかのようなこの彼、板垣瑞生くんが今、大注目を浴びています!

ボーカルダンスグループM!LKの人気メンバーで、俳優としてもブレイク中、映画への出演が次々と決まっている瑞生くんがBOYSぴあに満を持して登場です。9月20日(金)から公開される映画『初恋ロスタイム』で初主演を果たした瑞生くんに作品のことはもちろん、プライベートについてもたくさんうかがいました!

── BOYSぴあの撮影ということで、寝起きショットや朝ごはんを食べているところを撮らせていただきましたが、いかがでしたか?

板垣 恥ずかしかったです(笑)。それに実際は、こんなにさわやかには目が覚めない……寝起きが悪いほうなので。でも遅刻だけはしないように頑張ってます!

── まだ18歳なのにすごく大人っぽいですよね。子どものころはどんな子どもでした?

板垣 サッカーと水泳しかやってこなかった、ただのガキンチョでした。今もガキンチョですけど。地元の世界しか知らなくて、映画ばっかり観てました。友達と遊ぶより映画を観るほうが好きで……友達はふつうにいたけど、何時にどこ集合な! って誰かと予定を合わせてどこかに遊びに行くのが苦手だったんです。母と姉の影響で『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』とか『ハリー・ポッター』シリーズが好きでした。

── おとなしい子どもだったというわけではなく?

板垣 みんなで騒いで遊んではいましたけど、学校ではどうにかして目立たないようにはしてました。放課後はひとりで映画を観てばかりいて。おこづかいは全部映画に使っていました。でもそのころから俳優になりたいとか、映画に出たいという気持ちがあったわけではないんです。人前に立って何かをしようなんて、そんなこと思いもしなかったです。

── それが芸能界に入ることになるとは。きっかけは何だったんですか?

板垣 小5のときに渋谷のハチ公の前で今の事務所の方にスカウトされたのがきっかけです。それまでもスカウトはいろいろとされていたんですけど、やりたくないなと思っていて。でもそのスカウトのときは、「やりたいことを自由にやっていいよ」と言っていただいて、ならやってみたいなと思ったんです。レッスンも受けさせていただけるということで、そんなチャンスもなかなかないだろうし、せっかくならやってみようという気持ちになりました。

── では最初のころは、何がやりたいとか、はっきりとはなかった?

板垣 入ってみたら最初は初めてのことばかりで慣れるまで大変でしたし、むしろなんにもやりたくなかったです(笑)。それが変わったのは、中学一年生のときに初めて映画に出演させていただいたときでした。『闇金ウシジマくんPART2』という作品で、山田孝之さんや菅田将暉さんとお話しする機会をいただけて、それがすごく楽しかったんです。撮影の最終日、終わるのが嫌でぎゃんぎゃん泣いたくらい。そんな泣くような子どもではなかったので。自分でも「やっぱり楽しかったんだな」って思って。映画にまた出たいな、現場に行きたいなって思ったんです。ああいう面白い方たちにまた会いたい! という気持ちがすごく強くて。大人と話せること、しかもお芝居をされているすごい方たちと話せる、という世界をそれまで知らなかったので、ものすごく楽しかったんですね。

── その楽しかった、またやりたい! という気持ちが俳優の道に進む原動力になったんですね。

板垣 そうですね。それが楽しいだけじゃなくて、お芝居をちゃんとできるようになりたい、一人前の役者になりたい、と思ったきっかけは『ソロモンの偽証』でした。初めて大きな役をいただけて、映画を撮るって素敵だな、表現するっていいな、ということを知ることができたんです。演じること自体、素敵なことだし、それを誰かに観てもらえて、自分の知らないところで『あの作品ってこうだよね』って誰かの会話の一部になれるってすごいことだなって思いました。映画って素敵だなって思わせてもらったんです。

── そこから、ドラマ『精霊の守り人』など、俳優のお仕事が広がっていったんですね!

板垣 はい、俳優として仕事ができるようになったきっかけは『ソロモンの偽証』なんだと思います。『精霊の守り人』では綾瀬はるかさんや鈴木亮平さん、東出昌大さん、大人の役者さんたちにいろんなことを教えていただいて、今でも可愛がっていただいています。

── 映像作品への出演が次々と決まって、今『ネクストスター』と言われていますね。

板垣 言われてませんよ!(笑)。そういうのはあまり気にしていません。スターになりたくて仕事しているわけではないですし。でも作品にいっぱい出たいから、そのために頑張っています。この人とお芝居がしたいな、とか、この人と仕事がしたい、という気持ちが原動力になっています。

── まだ18歳なのにきちんと将来を考えていてすごいですね! 10代のうちにやっておきたいことってありますか?

板垣 あと1年ちょっとで20歳になりますけど、今やりたいことは映画を自分達で作りたいと思っていて、友達と脚本を少しずつ書いています。2つ書きたいことがあって、1つは人よりちょっと不幸でいることに安心している女の子がいろんな人に出会って変わっていく話です。始まりは誕生日からで、様々な人との出会いや出来事があって、次の誕生日を迎える。でもそのとき……というお話。もうひとつは、ずっと何かから逃げている男の話。わああ! ってずっと逃げているんだけど、何から逃げているかは観ている人にはわからない。途中途中でちょっとずつそれが明かされていくんですけど、最後までその「何か」は映像には出てこない、という。

── 面白そう! 創作をやりたいという気持ちがあるんですね。

板垣 最近になってそう思うようになりました。間宮(祥太朗)さんからも、若い頃に映画を作っていた、という話を聞いて、「映画って作れるんだ!」って思ったんです。今は携帯で撮ることもできるし、僕にもできるかも! やってみたい! と思って。

── ぜひ完成したら拝見したいです。今は映画に夢中なんですね。子供のころと変わらずにお休みの日は映画を観ているんですか?

板垣 絶対1本は観ます。最近は『Diner ダイナー』を観ました。全編通して、映像が美しくて、すごいなあと思いました。

── 理想のデートもやっぱり映画?

板垣 そうですね! 家でソファとかで一緒に観たいです。

PART2では初主演映画『初恋ロスタイム』について、たっぷりうかがっています。9月21日(土)公開予定、お楽しみに!

撮影/高橋那月、取材/藤坂美樹、ヘアメイク/奥山信次(barrel)、スタイリング/石橋修一、
衣装クレジット/《衣装クレジット》
パジャマ編
カットソー¥12,000、スウェットパンツ¥16,000(共にレイニング チャンプ/サザビーリーグ)
ブランケット¥21,000(ベアフット ドリームズ/サザビーリーグ)

メガネ編
シャツ¥36,000(シャリーフ/Sian PR)
カットソー¥12,000(ブフト/HEMT PR)
パンツ¥28,000(コノロジカ/HEMT PR)
メガネ¥37,000(CUE by kamuro/カムロ 青山店)

問い合わせ先
スタジオ ファブワーク 渋谷区神宮前2-6-6 秀和外苑レジデンス306 03-6438-9575
Sian PR 渋谷区渋谷2-2-3 ルカビルⅡ 3F/4F 03-6662-5525
サザビーリーグ 渋谷区千駄ヶ谷2-6-3 03-5412-1937
HEMT PR 渋谷区神宮前2-31-8 FKビル3F 03-6721-0882
カムロ 青山店 渋谷区神宮前4-4-11 根津プレイス表参道1F 03-5772-2460)

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