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真矢ミキ

真矢ミキ主演「正しいオトナたち」に岡本健一・中嶋朋子・近藤芳正、演出は上村聡史

ナタリー

19/7/31(水) 5:00

真矢ミキ主演「正しいオトナたち」の公演詳細が発表された。

キャストにはヴェロニック役の真矢に加え、アラン役の岡本健一、アネット役の中嶋朋子、ミシェル役の近藤芳正が名を連ね、演出を上村聡史が手がけることが明らかに。また併せて本作の公演日時と会場も発表された。東京先行公演として11月28・29日に東京・IMAホールで上演されたのち、12月4日に愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、7・8日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、13日から24日まで東京・東京グローブ座で上演される。チケットの一般販売は、東京先行と東京公演が9月21日、愛知公演が14日、兵庫公演が22日にスタート。

「正しいオトナたち」(原題:Le Dieu du carnage)は、フランスの劇作家ヤスミナ・レザによる四人芝居で、ローレンス・オリヴィエ賞演劇部門の最優秀新作コメディ賞や、トニー賞の演劇部門最優秀作品賞、最優秀主演女優賞、最優秀演出家賞などを受賞した作品。2011年にはロマン・ポランスキー監督により映画化された。なお出演に際して岡本、中嶋、近藤が発表したコメントは以下の通り。

岡本健一コメント

舞台「正しいオトナたち」は先ず、この作品名が色々な思いを物語っているような気がします。
二組の夫婦による、お互いの子供達が起こしたある喧嘩(事故? 事件?)が発端になり、その親達がどのように解決して行くのが最善なのかを話し合う室内での会話劇になります。
これはどこの国でもどの時代でも、この日本でもよくあり得る出来事なのですが、そもそもその時その現場に居合わせていない人達の会話には、聞いた話しやイメージで行われてしまい、怒りや悲しみ、愛情や憎悪が渦巻いて、真実が何処にあるのかが全くわからなくなってしまいがちで、そのうちに真実がわかったところでそんなものはどうでもよくなる事が多々あり、そこには勿論、親が子を思う愛は存在しているけれど、思う気持ちや愛し方には家族それぞれの形があり、夫婦間の関係にもそれぞれの形があります。
このそれぞれの形が問題で、当人同士では日常でも他人からしてみれば異常であったり、一つの事に対する意識や考え方、発言の違いにも本人なりの理由があったりで、共感したり遺憾したりして、隠し取り繕いながらも抑えきれずに吐き出してしまうオトナたち。
正しいオトナたちは正しくないのか、正しいのかを考える事すら無意味に感じてしまう位に、白熱してしまうオトナたちの姿を最高に誇るべき演出家上村聡史がどのように私達四人の役者を正しく導いてくれるのか、濃密な稽古時間を得て、劇場でお客様と共有する時間がたまらなく楽しみです。
深刻な話なのですがかなり笑えて面白いと思います。
劇場でお待ちしております。

中嶋朋子コメント

この舞台はみんなの丁々発止といいますか、お互いのリレーションシップがセリフを介して、色々なものを勃発するところが面白いから、共演者の皆さんとはコミュニケーションをどんどん取って行きたいと思います。人の感情ってはたから見ると笑っちゃうことってあると思うんです。自分の中でマグマが煮えたぎったり、嵐が起きたりしても、ちょっと俯瞰から見るとそこまで言わなくても、それ言っちゃうんだとか、こういう可愛いところがあるんだとか、俯瞰でみて色々な発見ができたら面白そうだなと思っています。埋没しちゃうと感情の芝居って大変なので、ちょっと私自身は俯瞰して楽しみたいと思っています。
共演者の方々とご一緒できてすごくワクワクしています。すごい方々が揃っているので、お一人お一人のウィットとか、スキルとかそういったものを堪能できる舞台になると思います。それを大いに楽しんでいただき、何かスポーツ観戦とか、ファイティングを観戦するとか、アグレッシブなものを観に行くという感じで、誰を応援してもしなくても構わないので、ポップコーンを食べながらくらいの気持ちで見ていただけるものになればいいなと思います。
(演出の)上村さんはとても信頼している素晴らしい演出家さんです。多角的にものを見て、色々な表情が出てくるし、セリフ一つとっても色々な解釈の色が見えてくるようにお作りになられるかたなので、開けてみないとわからないという楽しみはすごくあります。どこに彼が楽しみを見出して、この作品をやろうと思ったのかとか、そのへんは後でのお楽しみにしたいという感じで、毎日毎日セッションをする中で、へーこんなところかとか、えーそんなところ掘るんだというところにいい意味で悶絶したいなと思います(笑)。

近藤芳正コメント

この四人の絡み合いは今から想像したら楽しそうだなと思います。思いっきり喧嘩できますからね。楽しみにしています! 普段の生活ではなかなか出来ないことが出来るので。ここまでの喧嘩はお芝居じゃないとできないですし。普段の僕自身は、まあー穏便に行こうとしますね。自分から波風を立たせにいこうというタイプではないです。
大の大人が喧嘩して、とてつもない姿をみせたりとか、心がぐちゃぐちゃになったりするのは、この舞台では子供のためというところから始まりますけど、私もこういうところで怒ったことがあるとか、黙って我慢したことあるとか、色々な感情がお客様皆さんの中で共通認識を持ってもらえると思います。私もあるあるあるという感じで、夫婦関係の愛だったり、隣人との関係性とか、国を超えた共通認識を持てる芝居だと思うので、そこはすごく面白いなと思います。
台本を読んで思ったんですけど、喧嘩できることは幸せなことだと思いました。相手に関心があったり、相手に愛があったりするからこそ、自分の考え方と違うから怒ったりイライラしたりする。相手に対して愛がないと喧嘩がうまれないですし、ただ黙って帰ればいいだけなのに、それをお互いに言い合うっていうのは愛の詰まったお話だと思います。
今回の舞台は綺麗な女優さんお二人がとてつもない姿を見せますし、キャスト全員の普段見られない姿を見られますよ(笑)。思いっきり喧嘩するとわけがわからなくなると思うので、そのわけのわからない姿を楽しんでもらえればと思います!

「正しいオトナたち」

2019年11月28日(木)・29日(金)
東京都 IMAホール

2019年12月4日(水)
愛知県 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール

2019年12月7日(土)・8日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

2019年12月13日(金)~24日(火)
東京都 東京グローブ座

作:ヤスミナ・レザ
翻訳:岩切正一郎
演出:上村聡史

キャスト

ヴェロニック:真矢ミキ
アラン:岡本健一
アネット:中嶋朋子
ミシェル:近藤芳正

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