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V6 井ノ原快彦は根っからの“すみっコ仲間”? 『すみっコぐらし』ナレーションから考える役割

リアルサウンド

19/9/20(金) 6:00

 V6の井ノ原快彦が、『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』(11月8日公開)のナレーションを、本上まなみと共に務めることが発表された。『すみっコぐらし』とは、リラックマなどで知られるサンエックスより2012年に発売されたキャラクターだ。

(関連:V6 井ノ原快彦、なぜ『あさイチ』視聴者から愛される? 想像力を活かした誠実なMCぶり

 『すみっコぐらし』では、北から逃げてきたひとみしりの“しろくま“や、あぶらっこいから残されてしまった“とんかつ“、恐竜の生き残りなのにつかまらないようにとかげのフリをしている“とかげ“、一方で本物の“とかげ“がいたりと、個性豊かなキャラクターが次々と登場する。

 サンエックス公式YouTubeチャンネルには、キャラクターを紹介する動画も公開されていて、その控えめな姿を見つめているうちに、どんどん愛着が湧いてくる。ちなみに、電車やバスに乗ったときも、カフェなどの飲食店でくつろぐときも、すみっこの席が落ち着く……という方なら、すでに“すみっコ仲間“なのだそうだ。

 シンプルに見た目のキュートさから小さな子どもが楽しめるのはもちろんのこと、ちょっぴりネガティブなキャラクター情報が大人たちの心を掴む『すみっコぐらし』。そんな“老若男女問わずに愛される存在“という意味では、アイドルとして長年活躍を続け、9月23日にオンエアが迫っている大人気特番『V6の愛なんだ』(TBS系)などのバラエティから、『あさイチ』(NHK総合)や『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)で落ち着きのある進行もできる井ノ原の存在感と、好相性のように感じる。

 意外にも、井ノ原がアニメ映画のナレーションを務めるのは本作が初。予告編を見ても、その声の優しいトーンは、アニメのほんわかとした世界観にピッタリで、ますますアニメ映画のナレーションが初とは思えない。「まんきゅう監督とも息が合って、普段自分では使わないような声を引き出していただきました」というコメントから、今後“声”の仕事も広がりを見せるのではないかと期待が高まる。

 そんな井ノ原が気になるキャラクターは、“えびふらいのしっぽ“だそうだ。“えびふらい“のしっぽは「固いからの食べ残された」という、“とんかつ“同様ちょっぴり哀愁を漂わせるキャラクター。「僕はいつも残さず食べるので、最後まで食べてほしいっていう願いを叶えてあげられるかなと思いました」と選んだ理由も愛情深いところが、なんとも井ノ原らしい。

 もしや、井ノ原自身が根っからの“すみっコ仲間“なのではないだろうか。同じジャニーズ事務所の後輩であるNEWSの小山慶一郎が、コンサートでのMC力を上げるために、井ノ原の「メンバーの行動を観察して、メモを取る」を参考にしたというエピソードが語られている。『V6の愛なんだ』でのメンバーのみの車移動では、率先して真ん中に座り、盛り上げまくる井ノ原だが、カメラの回っていないタイミングではきっと“すみっコ“で、メンバーのことを見守っているのだと思うと、なんともいじらしい。

 またデビュー当時、絶大な人気を博していたComing Century(森田剛、三宅健、岡田准一)に対して、20th Century(坂本昌行、長野博、井ノ原)はCDジャケットの並びでもすみっコになり、格差のある扱いであったという。そんなちょっぴりネガティブな話を、誰も傷つかないほっこりトークにして届けてくれるのも、また然り。

 井ノ原のこれまでの言動を振り返ると、彼以上に『すみっコぐらし』のナレーションに適役な人はいなかったのではないか、という気分になってくる。「実は私も、子どものころからの“すみっコ派“」とコメントする本上まなみと、どんな作品に仕上げてくれたのか。今から、公開日が楽しみだ。(佐藤結衣)

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