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日向坂46、視聴者に与える幸福感とは何なのか アイドルという職業を全力で楽しむ尊い姿

リアルサウンド

20/12/17(木) 6:00

 とある音楽番組で日向坂46のパフォーマンスをみた。明るくてリズミカルな音楽なのに、どうしてこんなに涙が溢れてくるのか。気づいたときには胸がいっぱいになって、ものの数分ですっかり魅了されていた。彼女たちのパフォーマンスから溢れる魅力は何なのだろうか。

  理由を探るべく、日向坂46が出演した音楽番組および公式YouTubeチャンネルを改めて見直してみた。すると理由はすぐにわかった。パフォーマンスをみて真っ先に感じたのは、彼女たちは全力で楽しんでいるということ。一つ一つのステージを、アイドルという職業そのものを、人生そのものを全力で楽しんでいるようにみえた。また、たった数分のパフォーマンスからこのような壮大な感情を抱いたのも、幾つかワケがある。

 一つは、生き生きとした笑顔。ハッピーオーラは日向坂46の代名詞ともいえるが、この言葉そのものをメンバー一人一人がしっかりと体現できている。笑顔は底抜けに明るく、心の底からステージを楽しんでいるのが十分に伝わってくる。最近では“アザトカワイイ”を武器にする彼女たちだが、女子からは敬遠されそうなそんな仕草も、パフォーマンスとして爽やかに取り込んでみせる。すべてはその底抜けの明るい笑顔が何でもアリにしてしまうのだ。

 笑顔だけではない。日向坂46は、一人一人が輝く特別なグループといってもいいだろう。笑顔の中にある瞳はキラキラと輝いていて、それはカメラがどのメンバーにフォーカスしても同じことがいえる。いち視聴者としては、もはやセンターポジションとその他のポジションの境界線はどこにもないように感じた。そして一人一人が輝くための秘密は、あらゆる場面に隠されていた。活動休止から復活したメンバーや加入したばかりの新三期生が目立つように組まれたフォーメーション、一人一人の魅せ場をしっかりと詰め込んだミュージックビデオをとっても、日向坂46が個々のメンバーの輝きを大切にしていることは明らかだった。

 一人一人が輝けば、それはチームとして大きな光になる。彼女たちのパフォーマンスからは「私たちはチームで戦っているんだ」という意識がひしひしと伝わってくる。リズミカルな音楽に合わせたキレキレのダンス、ピタッと止まる振り付けではしっかりと全員の呼吸が合っている。公式YouTubeチャンネル内の動画「ひなリハ」では特によくわかるだろう。息の合った掛け声や綺麗に揃う足音はとても気持ちが良く、何度も何度も見返したのは筆者だけではないはず。忙しい毎日の中でも協力し合いながら必死に練習している光景が目に浮かんできた。

日向坂46 「ひなリハ」~青春の馬~(4K)

 日向坂46のハッピーオーラ。それはグループの単なるキャッチコピーのようなものでは全くない。彼女たち一人一人が体現するオーラそのものであり、強いチームワークを表現するための尊い言葉なのだ。ステージを、アイドルという職業を、そして人生を、全力で楽しんでいるように魅せる彼女たちは、そのパフォーマンスから視聴者に幸福感(ハッピーオーラ)を届けてくれる存在なのだ。そして、日向坂46が男女ともに愛される理由もまさにここにあるだろう。メンバー全員が、一人の人間として羨ましいほどの輝きを抱えているからである。私はいちファンとして、これからも個々が輝く日向坂46を見続けていきたいと強く願う。

■ミキマキ
ゲームを趣味とするフリーライター。新作発売と同時に引きこもりとなる傾向がある。一つの作品をとことんやり込むのがモットーで、とくにマリオカート8デラックスは約3年間、腕を磨き続けている。ゲームの楽しさや作品の魅力を文章で伝えていきます。Twitter

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