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広瀬すずと藤原竜也が栗田貫一ら“ルパン一味”に大興奮「本物だ!」

ナタリー

19/11/11(月) 20:55

「ルパン三世 THE FIRST」完成披露試写会にて、左から山崎貴、藤原竜也、広瀬すず、栗田貫一、小林清志、浪川大輔。

「ルパン三世 THE FIRST」の完成披露試写会が本日11月11日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、ルパン三世役の栗田貫一、次元大介役の小林清志、石川五エ門役の浪川大輔、ゲスト声優の広瀬すずと藤原竜也、監督の山崎貴が登壇した。

ルパン一世ことアルセーヌ・ルパンが唯一盗み出せなかったお宝“ブレッソン・ダイアリー”に、ルパン三世一味が挑むさまを3DCGで描いた本作。栗田は「こんなふうになるんだと驚きました。細部まで作り込まれていて、もう1回観ないと気が済まないはず。この作品を残せることを名誉に思います」と本作を大いにアピールした。

48年にわたり次元に声を当て続けてきた小林は「もう少し次元大介をやらせていただきたい」と決意を示す。本作では先行してセリフを収録するプレスコ方式に挑戦しており「口の動きのない絵を見ながら演じました。我々の口元を撮影して、それをもとに作画をする。大変な作業ですよね」とスタッフを労った。浪川は「ルパンは今までも動きがコミカルでしたけど、さらに新しいルパンができたという印象。今回も五エ門はそんなにしゃべるほうではございませんが、心の葛藤が非常によく表に出てくるところがあります」と語る。

ルパンと行動をともにする本作のヒロイン・レティシアに声を当てた広瀬は、栗田と一緒にアフレコする時間が多かったため「よーいスタートで始まると、『本当にルパンいるー! 本物だ』みたいな気持ちになって」と振り返る。さらに試写を観た際の感想を「うわー!って。その言葉しか出てこないくらい、ルパンかっこいい!ってなりました」と明かすと、栗田は「私じゃないんで(笑)」と恐縮しつつ「今回ルパンを実際にいる人間のようにCGで作ってくださって。ジャケットや靴の質感も本物に近いし、現実にいるんじゃないかって。吸い込まれた気がします」と最新の映像技術に敬服した。

広瀬同様、ゲラルト役の藤原は「『ルパン』というセリフを自分が言うのが、めちゃくちゃ面白かった。本当に小さい頃から好きで観ていたので、なんで僕はルパンに話しかけてるんだろうって。ルパンに次元と五エ門が手を貸すシーンもよくて、3人集まると強烈すぎるくらいのインパクトでした」と興奮をあらわにし、山崎も「脚本を書くときにキーボードで『ルパン』って打ったよ!ってなりました(笑)。収録でもルパンいるわーってなりました」と感激を隠しきれない様子。すると栗田は、初代ルパン三世役・山田康雄から役を継いだ際のことを振り返って「僕もレジェンドの皆さんの中に立たされたとき、まさにその気持ちでした」と共感していた。

栗田による最後の挨拶が行われる瞬間、小林は「その前にひとつ」と切り出して「私が今回感心したのは音響効果、それと音楽。ちっぽけなルパンの話が壮大なドラマに変わっていく。これは観なきゃわからない。皆さん、ご覧になったらわかりますから」と力強く訴える。それを受け、栗田は「音と映像を満喫して、新しい風が吹いた『ルパン三世 THE FIRST』をたっぷり観ていただいて、何か感じていただけたら」とコメント。最後は栗田と小林がルパンと次元の声で言葉を交わし、客席を沸かせた。

「ルパン三世 THE FIRST」は12月6日より全国ロードショー。

(c)モンキー・パンチ/2019映画「ルパン三世」製作委員会

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