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松山ケンイチ、安田顕ら17人が「ホテルローヤル」に出演、公開は11月13日

ナタリー

20/6/26(金) 8:00

「ホテルローヤル」追加キャスト一覧。1段目左から松山ケンイチ、安田顕。2段目左から余貴美子、原扶貴子、夏川結衣。3段目左から伊藤沙莉、岡山天音、正名僕蔵、内田慈、稲葉友。4段目左から冨手麻妙、丞威、斎藤歩、友近。

波瑠が主演を務める「ホテルローヤル」の公開日が11月13日に決定。あわせて、松山ケンイチ、安田顕ら追加キャストも明らかになった。

桜木紫乃の直木賞受賞作を武正晴が実写化した本作。北海道の湿原に立つラブホテル・ホテルローヤルを舞台に、日常を離れてホテルを訪れる男女や、問題を抱える経営者家族・従業員それぞれの人生模様が描かれる。物語の主軸となる経営者家族の一人娘・田中雅代を波瑠が演じた。

この度出演が発表されたのは、松山、安田を含む17人。雅代が淡い恋心を抱くアダルトグッズ会社の営業・宮川聡史を松山、ホテルローヤルの経営者で雅代の父親・田中大吉を安田が演じ、家庭を顧みなくなった大吉に愛想を尽かす母親・るり子に夏川結衣が、るり子と駆け落ちをする青年に稲葉友が扮する。さらに、ホテルローヤルのパートタイム従業員役で余貴美子と原扶貴子が出演した。

そしてホテルを訪れる客として、親に見捨てられた女子高生と、妻の浮気に耐える高校教師に伊藤沙莉と岡山天音がそれぞれ扮し、姑との同居でなかなか肌を合わせる時間がない夫婦を正名僕蔵と内田慈が演じる。投稿用のヌード写真の撮影をするカップル役で、冨手麻妙と丞威も参加。斎藤歩、友近、和知龍範、玉田志織、長谷川葉生もキャストに名を連ねる。

松山は「自分にとって心を落ち着かせるということをとても大切にしていて、武さんのおかげで現場はとてもスムーズに静かな雰囲気で無駄な力が入る事なく出来ました」と武組での撮影を振り返る。また、青森県出身の松山は「だいぶ自分の方言寄りになってしまいましたが地元に住む人間を演じるので、方言を意識しました」と述べた。

何年も前から桜木に出演を打診されていたという安田は「実際に映画化され、こうして出演できたことに、心より感謝申し上げます」とコメントし、「参加したのは数日でしたが、現場での武正晴監督の演出、キャストの皆様のお芝居、ロケ地北海道釧路の情景を思い出すと、完成した映画を拝見する前から、素敵な作品になっていると確信している自分です」とつづった。

ドラマ「わたし、定時で帰ります。」や連続テレビ小説「エール」の清水友佳子が脚本を担当した「ホテルローヤル」は、東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

安田顕 コメント

原作、脚本と拝読し、登場人物それぞれの人間模様の絡まりに、深く感じ入りました。
原作の桜木紫乃さんには、何年も前からこの作品への出演を打診していただいておりました。
実際に映画化され、こうして出演できたことに、心より感謝申し上げます。
演じた大吉という人物が加齢していく造形には、特殊メイクを施していただきました。
参加したのは数日でしたが、現場での武正晴監督の演出、キャストの皆様のお芝居、ロケ地北海道釧路の情景を思い出すと、完成した映画を拝見する前から、素敵な作品になっていると確信している自分です。
映画館に、この映画を観に行くことが、今から楽しみで仕方ありません。

(c)桜木紫乃/集英社 (c)2020 映画「ホテルローヤル」製作委員会

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