ミュシャと女性たちの交流に焦点『ミュシャ展 運命の女たち』横浜で開催
19/11/22(金) 21:00
ポスター『《スラヴ叙事詩》展』(部分)1928年
『ミュシャ展 運命の女たち Alfons Mucha's Women』が、11月23日から神奈川・横浜のそごう美術館で開催される。
1860年に現在のチェコ共和国モラヴィア地方で生まれ、アール・ヌーヴォーの画家として知られるアルフォンス・ミュシャ。女性像を多く手掛けたミュシャの作品には、初恋の人ユリエ・フィアロヴァーやパリで出会った女優サラ・ベルナールなど、女性との交流の影響が見られるという。
同展は「運命の女たち」をテーマに、ミュシャの人生を彩った女性たちに焦点を当てながら、ミュシャの芸術を紹介する。ミュシャ生家の近くに住むチマル博士の3代にわたるコレクションから選んだポスター、装飾パネル、油彩画、素描、水彩画など、最初期から晩年の作品まで約150点を展示。チマルコレクションのみで構成されるミュシャ展は日本では初めてとなる。
12月1日、12月2日には東欧刺繍のワークショップを行なうほか、12月7日には学芸員が会場を巡りながらミュシャ展の見どころを紹介するギャラリートークを実施。11月30日、12月14日には横浜ゆかりの演奏家たちがミュシャにちなんだ曲などを演奏する『クラシック・ヨコハマ2019ミュージアムコンサート』を開催する。詳細はそごう美術館のオフィシャルサイトをチェックしよう。
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