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大泉洋、上司としては30点!「騙し絵の牙」イベントで爆笑&圧迫面接

ナタリー

21/3/18(木) 12:43

自らのエピソードトークを候補者に完全再現され、爆笑する大泉洋(左)と松岡茉優(右)。

「騙し絵の牙」の「大泉洋1日直属部下選考・オンライン面接イベント」が、本日3月18日に東京・イイノカンファレンスセンターで開催され、同作キャストの大泉洋と松岡茉優が登壇した。

塩田武士が大泉を主人公に当て書きした同名小説を、吉田大八が映画化した本作。出版不況と権力争いに揺れる出版社・薫風社の雑誌トリニティの編集長・速水が、生き残りを懸けた大逆転を試みるさまが描かれる。松岡は新人編集者・高野役で出演した。

このイベントでは、「騙し絵の牙」公開前夜祭で働く“1日部下”を決めるため、「理想の上司ランキング」上位常連の大泉が自ら最終面接を実施。最終選考に残った候補者4名が、大泉と松岡にオンラインで対面した。さらにその様子を松竹の人事部が採点し、大泉の上司としての点数を付けることに。それを知った大泉は「松竹の人事部が私を? 僕の何がわかるって言うんですか! 松竹に入れてくれるっつうならいいけども!」とわめいて笑いを誘った。

面接では、大泉のファンである候補者が、丸暗記している大泉のエピソードトークを完全再現する場面も。爆笑しながら聞いていた大泉は自らそのトークを引き継ぎ、小学校時代の親友とのエピソードを落語のように流暢に披露した。さらに3人目の候補者が「私がやらかしたときに、大泉さんなら面白い切り返しをしてくれそう。どんな反応が返ってくるか楽しみだなと思って……」と応募理由を明かすと、大泉は「受かると思いますか、そんな人!?」と大声でツッコみ、周りから圧迫面接だと指摘されてしまう。しかしその候補者が映画プロデューサー志望だと知った大泉は「いいねえ。よろしくね? この子は大事にしなきゃいけないなって。さっきはごめんね、圧迫面接しちゃって」と急に態度を変えてみせた。

協議の結果、エピソードトークを丸暗記し、この日のためにパーマをかけてきた候補者・藤原菜々美が1日部下に選ばれた。大泉は合格者に向けて「私に寄せてパーマまでかけて来るほどがんばっていらっしゃった。一度お会いして、エピソードトークの稽古をしましょうよ」とコメントした。

最後に、松竹人事部が採点した大泉の“人事部の上司としての点数”が発表された。「声を荒げていたり、評価が一貫性に欠けたりしていた」「自身の話が多く、自分の損得を優先して判断している印象だった」という理由から、100点満点中30点という結果に。大泉は「返す言葉もないですね。損得を優先した判断って……(世の中の)会社だってさんざんコネ入社させてるじゃないの!」と不満を爆発させる。一方候補者との会話において見事なサポート力を発揮していた松岡は、人事部から「人事部に入れるなら松岡さんで」と言われ、「よろしくお願いします。なんでもします」と笑顔を振りまく。さらに松岡は、落ち込む大泉を「理想の上司といっても、人事部の上司だけとは限らないですから。こんなに本音を引き出してくれる上司が身近にいたら心強いですよ」とフォローし、「本当にこの子は360度完璧だから……ありがとう」と感謝されていた。

そして松岡は「出版業界を舞台にした映画ではありますが、今の世のお仕事事情とかなりリンクしているのでお楽しみいただけたら」と、大泉は「映画の中の速水という男は100点満点。周りの人をだましながら結果を出していくかっこいい上司になっています。今日の面接官・大泉洋とはまったく違う、編集長・速水をご覧いただきたい」と映画をアピールした。

「騙し絵の牙」は3月26日より全国ロードショー。

(c)2021「騙し絵の牙」製作委員会

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