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アパートの外では市街戦…ヒアム・アッバス出演の密室劇「シリアにて」8月公開

ナタリー

20/6/16(火) 11:00

「シリアにて」ポスタービジュアル

第67回ベルリン国際映画祭でパノラマ部門の観客賞に輝いた「シリアにて」が、8月22日より公開される。

本作は、戦地シリアのアパートの1室を舞台に、そこに身を寄せる家族と隣人一家の24時間を描いた密室劇。一歩外に出ればスナイパーに狙われ、爆撃が建物を振動させ強盗が押し入ろうとする過酷な状況の中で、女主人のオームが家族と隣人一家を市街戦の脅威から守ろうとするさまが描かれる。

監督と脚本を担当したのは、ルワンダ紛争での大量虐殺を描いた「The Day God Walked Away(英題)」で長編デビューしたフィリップ・ヴァン・レウ。2012年に友人の父親が、シリア北部の都市アレッポの住居から3週間出られずにいたという話を聞いたことをきっかけに製作した。

イスラエル生まれのパレスチナ人であり「シリアの花嫁」「ガザの美容室」などで知られるヒアム・アッバスがオーム役、「判決、ふたつの希望」のディアマンド・アブ・アブードが隣人ハリマ役で出演。ジョリエット・ナウィス、モーセン・アッバス、モスタファ・アルカール、アリッサル・カガデュ、ニナル・ハラビ、ムハマッド・ジハド・セレイクが脇を固めた。

「シリアにて」は東京・岩波ホールほか全国で順次公開。

(c) Altitude100 – Liaison Cinematographique – Minds Meet – Ne a Beyrouth Films

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