Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

森崎ウィン×深川麻衣の同学年トーク「最近30代を実感。体力をつけていきたいです(笑)」

ぴあ

森崎ウィン×深川麻衣 撮影/奥田耕平

続きを読む

舗装されたサーキットレースではなく、一般の公道を使って行われるモータースポーツ・ラリー。曲がりくねった山中の林道を泥まみれになりながら駆け抜ける姿は、見る人の胸を熱くさせるものがある。

そんなラリー競技に、まったくの未経験からチャレンジしようとする人々の夢と絆を描いた作品が、映画『僕と彼女とラリーと』だ。父の死をきっかけに、かつて父が追いかけたラリーへの夢に挑む青年・大河を森崎ウィン。その幼なじみ・美帆を深川麻衣が演じる。

本編で息の合った芝居を披露する2人だが、実は共にグループ出身で1990年度生まれと何かと共通点の多い間柄でもある。そこで今回は、そんな2人の同学年トークをお届けする。

エチュードからつくり上げた、2人ならではのシーン

――2人は今回の共演が初めましてですよね。お互いの第一印象はいかがでしたか。

深川 もともと明るい方なんだろうなっていうイメージがあったんですけど、実際お会いしてみても、気さくで現場を引っ張ってくださる方でした。

森崎 本当に? 僕はトップアイドル出身ということで、近寄りがたいのかなって勝手な先入観があって。でも、初めて会ったのが本読みのときだったんですけど、スタートからタメですよねっていう話で打ち解けて。

深川 私、同い年の方とお仕事でお会いする機会がなかなかなくて。ウィンくんは同い年だし、田中俊介さんとか同年代の方が多い現場だったので、それがすごくうれしかったんです。

森崎 そういうのもあって、すごく入りやすかったというか。深川さんは気さくだし、なんでも受け入れてくれる懐の広さがある人。それを言葉にせずとも感じられたので、初日から安心しました。

深川 あと、ご一緒してみて特に感じたのは、お仕事に対するストイックな姿勢ですね。

森崎 それは僕も感じた。今回、2人のシーンが多いということもあり、結構話し合いながらつくっていって。特に中盤、僕が演じる大河にある事件が起きるんですけど、そこの台本について「ちょっとこうはならないよね」という話が2人の間で出たんですよ。

深川 すごくショックを受けている大河に対して、台本では私の演じる美帆が積極的にポジティブな言葉で励ますというシーンだったのですが。でもあんな辛い現場を見てしまった後で、実際にやってみるとうまく噛み合わなくて。

森崎 それで2人で監督のところに相談に行って。実際にはどういう言葉が出るか、1回、2人でエチュードでそのシーンをやってみたんですよ。それを監督が見て、こっちの方向で行こうということになって。

深川 あのシーンだけ台本から大きく変わっています。

森崎 それができたのも深川さんとしっかり話し合えたおかげなので。あそこは僕と深川さんだから生まれた場面なのかなと思います。

ソロになって、自由と責任をより感じるようになった

――森崎さんは解散してしまいましたがPRIZMAX、深川さんは乃木坂46とそれぞれグループにいて、そこからソロとして活動するようになりました。グループから離れてソロになったとき、どんなことを感じましたか。

深川 グループにいると、自分で意識していなくても自然と役割ができてくるんですよね。たとえばこの子はトークに強いから、自分はこうしていこうとか、なんとなく周りを見てバランスをとることが多くて。でもそれが個になると、看板を外して1人で頑張らないといけなくなるので。大事なのは、誰かがこうだから自分はこうじゃなく、自分はどういう人間なのかを見つけること。そして、それを知ってもらうことだなって。そのためにはどうすればいいのかをすごく考えるようになりました。

森崎 その話はすごく共感できます。1人になっていちばん感じたのは、とにかく全部が自分の責任だということ。やりたい方向を自分でつくっていけるという意味では自由ではあるけど、そこで生まれるリスクも今まで以上に大きくなるし、それをちゃんと自分で背負っていかなきゃいけないんだということはすごく感じました。あとは何かあったときに、痛みを分かち合う仲間がいないっていうのはちょっと寂しいなと思ったり。

深川 私もそれは最初に感じました。仕事中も移動するのもみんな一緒。控え室も常に賑やかで学校みたいにワイワイしていたのが、個人での仕事を始めてからは控え室が静かなのがすごく寂しくて。今でこそ慣れましたけど、はじめのうちは落ち着かなくてソワソワしました(笑)。

森崎 そこで言うと僕は楽屋は1人の方がうれしい派です(笑)。グループのときも楽屋にはほとんどいなかったし。もちろん嫌いとかじゃないですよ。ただ、団体行動がそんなに得意ではないので、1人の方が気が楽なんです。

30歳になって、甘い飲み物より、お茶が好きになりました(笑)

――お2人とも今年で31歳(深川さんは早生まれ)。1990年度生まれあるあるは何かありますか。

森崎 どうなんだろう。僕は子どものとき、ミャンマーにいたから共通点があんまりないかも。

深川 ミャンマーでは何が流行っていました?

森崎 プレステがすごい流行りはじめて。面白いのが、ミャンマーには漫画喫茶みたい感じで、店の中にテレビが5個くらい並んでて、それに全部プレステがつながっていて、時間制で遊べるみたいなお店があったんですよ。そこで子どもたちはよく遊んでいました。

深川 そっか。それは日本にないですね。やってたゲームは?

森崎 『スーパーマリオ』とか。ファミコンで。

深川 ファミコンなんだ。『ヨッシーアイランド』とかは?

森崎 あ〜。やった覚えがあるようなないような…(笑)。

深川 うちは家族みんなゲームが好きだったので、家にゲーム機がいっぱいあって。よくお兄ちゃんがプレステ2で『ファイナルファンタジー』をやっているのを横で見ていた記憶があります。アニメは何を観ていました?

森崎 小4で日本に来たんだけど、よく教育テレビを観ていました。『がんこちゃん』とか。

深川 …! 世代!

森崎 わかる?

深川 わかる! 『ざわざわ森のがんこちゃん』でしょ。なつかしい! 『がんこちゃん』は平日の午前中にやってたから学校を休んだときだけ観れるんです。だから、なんか特別感がありました(笑)。

――30代を迎えたお2人から、最近感じる30代あるあるも聞いてみたいです。

深川 よく体力が落ちてくる年齢って言うじゃないですか。でもウィンくんはそういうのなさそうだよね?

森崎 いや、ウィンくんは最近落ちましたね(笑)。体がヤバい。腰が痛いです。

深川 私も最近肩こりは実感するようになりました。あと、長い階段をしんどく感じたり(笑)。なのでしっかり体力をつけてそこに逆らっていきたいなと思っています。

森崎 僕は30代になってお酒が残るようになりました。あんまり抜けが良くないというか。今までは飲んでも次の日全然平気だったのが、残るようになりましたね。

深川 あとは味覚とか。昔はすごく甘い飲み物が大好きだったんですけど、だんだんとすっきりした味を好むようになって。今ではお茶を一番よく飲みます。

森崎 お茶か〜(笑)。

深川 お茶大好きなんです。お茶どころの静岡県出身なので(笑)。あとは、ガリやわさびのおいしさがわかるようになったり。

森崎 ヤバい。そこで言うと僕はずっと甘党のまんま。生クリームが大好きです(笑)。

ぴあアプリ限定!

アプリで応募プレゼント

森崎ウィンさん・深川麻衣さんのサイン入りポラを各1名様にプレゼント!

【応募方法】

1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。

こちらからもダウンロードできます

2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!

(クレジット)
撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明、ヘアメイク/(森崎ウィン)KEIKO、(深川麻衣)白水真佑子、スタイリング/(森崎ウィン)森田晃嘉、(深川麻衣)原未來、衣装協力/(深川麻衣)リング¥13,200/ete(エテ)、イヤリング¥17,600/ADER.bijoux(アトリエダブリュ) ※すべて税込み価格
問い合わせ先
アトリエダブリュ 03-6434-0486
エテ 0120-10-6616

アプリで読む