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“たぶんこれ、あなたに届けたい”悪い芝居「ミー・アット・ザ・ズー」開幕

ナタリー

19/12/6(金) 12:10

シアタートラム ネクスト・ジェネレーション vol.12 悪い芝居 vol.25「ミー・アット・ザ・ズー」より。(Photo by bozzo)

シアタートラム ネクスト・ジェネレーション vol.12 悪い芝居 vol.25「ミー・アット・ザ・ズー」が、12月4日に東京・シアタートラムで開幕した。

今年15周年を迎えた悪い芝居が今回上演するのは、第56回岸田國士戯曲賞の最終選考にノミネートされた「駄々の塊です」をもとに、バンドの生演奏に乗せて描く、“人面獣心再生劇”。作・演出の山崎彬は本作を「動物園を舞台に繰り広げられる、おかしみとかなしみを行ったり来たりする、あなたとわたしの間にある鉄格子の物語」と紹介し、「僕はですね、たぶんこれ、あなたに届けたいんですね。シアタートラムで待ってます。自分の気持ちをうまく言えなくたっていい! 僕はそう思います」とメッセージを送っている。

刑期を終えて出所したお笑いコンビ・孤村ニューイヤーの孤村新年は、相方の今福輝一から、妹が勤めていた動物園を辞めたと聞き……。出演者には日比美思、藤原祐規、田中怜子、久保貫太郎、中西柚貴、潮みか、東直輝、畑中華香、植田順平、山崎が名を連ねた。公演は12月8日まで。

シアタートラム ネクスト・ジェネレーションは、東京・世田谷パブリックシアターによる、若い才能の発掘と育成のための事業。1年に1度、公募で選ばれた団体に東京・シアタートラムでの上演機会を提供し、劇場がサポートを行う企画で、これまでに快快、FUKAIPRODUCE羽衣、てがみ座、スズキ拓朗、KPR/開幕ペナントレース、泥棒対策ライト、to R mansionなどが選ばれている。

山崎彬コメント

ダサいのだけはイヤなのです。なんと言われてもよいけれど、それだけはイヤなのです。
「ミー・アット・ザ・ズー」は動物園を舞台に繰り広げられる、おかしみとかなしみを行ったり来たりする、あなたとわたしの間にある鉄格子の物語。全編生演奏でギターベースドラムキーボードトロンボーン動物人間笑い別れ再会の編成でお届けします。
カッチョいい演劇になりました。よかったよかった。
一対一で会ってるような、そんな演劇です。嘘じゃないです。
僕はですね、たぶんこれ、あなたに届けたいんですね。シアタートラムで待ってます。
自分の気持ちをうまく言えなくたっていい!
僕はそう思います。

シアタートラム ネクスト・ジェネレーション vol.12 悪い芝居 vol.25「ミー・アット・ザ・ズー」

2019年12月4日(水)~8日(日)
東京都 シアタートラム

作・演出:山崎彬
出演:日比美思、藤原祐規、田中怜子、久保貫太郎、中西柚貴、潮みか、東直輝、畑中華香、植田順平、山崎彬

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