「てれびのおばけ」が、4月14日から18日まで東京・本多劇場で上演される。

これは、鈴木おさむと今田耕司がタッグを組む舞台シリーズの第7弾。今回は、現代と1980年代の2つの時代で、テレビを作る人々の物語が描かれる。テレビを作ることに憑りつかれた人々を、今田と霜降り明星のせいやがW主演で演じるほか、本作には藤田玲、石井杏奈が出演する。

脚本・演出を手がける鈴木は「今田耕司と霜降り明星せいやという、とてつもなく腕のある芸人さん2人が主演するのに、コメディーではありません（笑）」と内容に触れつつ、石井と藤田について「ずっとガッツリお仕事をしてみたかった石井杏奈さん。女優として本格的に走り始める彼女がどんな爆発をするのか楽しみです。そして、藤田玲くん。彼の器用さと色気、半端ないので、今回も助けていただきたい。石井杏奈さんと藤田玲君には癖の強いキャラを演じていただこうと思ってます」とコメント。

今田は「イケメンと美女と第七世代と共演。めちゃめちゃワクワクとビクビクが入り混じっておりますが、とにかく来てくれたお客様が楽しんで帰れる舞台にしたいと思います!!」と意気込んだ。

また、せいやは「今田さんの芸を盗みたくて、一緒にお仕事をしたかったので絶好の機会だと思っています。鈴木おさむさんに声をかけていただいたのでこれはやるしかないと思いました。完全に素人ですが、テセウスパワーで頑張ります！」と述べ、藤田は「鈴木おさむさんに『つっこみ役には藤田玲しか思いつかなかった』という大変ありがたいお言葉をいただきましたが、今田さんには絶対につっこめません（笑）。素敵すぎる皆様とどんな作品を作り上げられるか、ワクワクが止まりません」と気合い十分な様子を見せる。

そして石井は「お客さんと作り上げる舞台にずっと憧れがありました。初めての舞台への挑戦は胸が躍る気持ちと共に、とても緊張していますが、いつか、振り返った時に誇りを持てる作品となるよう努めたいと思います！」と思いを語った。

チケットの一般販売は2月20日10:00にスタート。なお4月17・18日公演では配信も行われる。

鈴木おさむコメント

今田さんと一緒にお芝居を作らせていただき、10年以上がたちました。

今回は3年半ぶりとなりますが、今だからこそ描きたいテレビを作る人のものがたりをお届けしたいなと思っております。今田耕司と霜降り明星せいやという、とてつもなく腕のある芸人さん二人が主演するのに、コメディーではありません（笑）。

だけど、この二人が出るからこそ強いリアリティーを持つと思います。

そして、ずっとガッツリお仕事をしてみたかった石井杏奈さん。女優として本格的に走り始める彼女がどんな爆発をするのか楽しみです。そして、藤田玲くん。彼の器用さと色気、半端ないので、今回も助けていただきたい。石井杏奈さんと藤田玲君には癖の強いキャラを演じていただこうと思ってます。

何かとテレビがたたかれる時代だからこそ、今、僕なりのテレビというものを、舞台で表現できたらと思っております。

「てれびのおばけ」

2021年4月14日（水）～18日（日）
東京都 本多劇場

脚本・演出：鈴木おさむ
出演：今田耕司、せいや（霜降り明星）、藤田玲、石井杏奈