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King & Prince、日々を乗り越える姿から伝わる2年目の奮闘 連続ドキュメンタリー第1回を見て

リアルサウンド

19/10/24(木) 7:00

 連続ドキュメンタリー『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)シーズン2が10月18日よりスタートした。第1弾は、「King & Prince~2年目の覚悟~」と題して、前シーズンで好評だったというKing & Princeに再び密着。デビュー2年目の彼らの姿を追う。

(関連:King & Prince、全方位で活躍し続ける理由 柔軟さを武器に磨かれる個とグループの魅力

■顔つきが変わったKing & Prince、2年目の奮闘

 「この夏 彼らは大切な人を失い 新たな旅立ちのときを迎えた」、「EPISODE1 期待に応えるということ」のオープニングは、この文字と共に静かに始まった。

 「ここでジャニーさんからいろいろ教わってなかったりしたら、何してたか分からないですからね」と、岸優太を皮切りにメンバーが亡きジャニー喜多川氏への思いを語った。最後の最後までアドバイスをもらっていたという神宮寺勇太、「自分の良さはいつか自分が一番分かる時が来る」というジャニー氏の言葉を胸に活動を続ける髙橋海人。悲しむ姿はきっと喜ばないと気丈に振舞っていた永瀬廉。ジャニーさんとは出会う運命だったのではないか、と語った平野紫耀。それぞれが恩師と呼ぶにふさわしい亡き事務所社長に思いを馳せた。

 そして2018年1月のデビュー発表から、同年5月26日お台場パレットプラザでのデビューイベント、8月10日横浜アリーナからスタートした5都市21公演を行った初のコンサートツアー、『NHK紅白歌合戦』初出場とダイジェスト映像で1年目の活躍を振り返った。岸は「プレッシャーはどの仕事でも正直ありますし、いや、デビューした以上はこれは別に当たり前のことだなと思って」とコメントしたように、2年目の彼らは仕事の内容がさらに充実。とりまく環境も変わり、求められるものの大きさからか、顔つきが変わっていた。

■負荷をかけて追い込むメンバー

 『密会レストラン』(NHK総合)で番組MCに抜擢された岸。永瀬廉は6月からラジオ『King & Prince 永瀬廉のRadio GARDEN』(文化放送/レコメン!内)で初のラジオパーソナリティを務めている。平野紫耀は、主演映画にバラエティ番組と連日メディアにひっぱりだこ。神宮寺勇太はコンサートの演出に携わり、髙橋海人はマンガ家デビューを果たして、4コマ連載の締め切りに追われていた。

 ソロ活動も多忙を極めているが、これと同時にKing & Princeとしての仕事も重なる。2019年4月。新曲MVの撮影では、1年目の白い王子様スタイルとは打って変わり、黒を基調とした衣装で登場したメンバー。激しいヒップホップのダンスを取り入れた「Naughty Girl」の撮影に挑んでいた。

 「待って、ムズ!」「朝からこんな頭使うと思ってなかった」とこぼした平野。ダンスのスタイルを変えた本作。3分半に及ぶ激しいダンスナンバーを前に奮闘するメンバー。スタッフからノーカットでの撮影を提案されると、口では「何を言ってるんですか」と言いつつも円陣を組み「俺ら、ダンス力、頑張ってやっていこうよ」、「キンプリファイターズ勝つぞ!」。永瀬の呼びかけに、メンバーは「オウ!」と応え、気合を入れていた。

■平野紫耀の繊細な一面

 今回の放送で意外な一面が露わになったのが平野だ。

 デビュー以来、2本目となる主演映画の宣伝に追われ、2日間で29媒体の取材に応じていた。これ以外にも連日のように番組出演が相次いだ。主演映画をヒットに導かなければならない重圧、注目度、それは露出量に表れていた。

 インタビューで平野は、こう語った。

「昨日生放送出てたんですよ、歌番組の。それでいろんな先輩方に会って、喋りが得意な方、お芝居が得意な方とかいろんな人に会って、俺って今後何を得意になってジャニーズをやっていくのかなっていうのとか。必ずメンバーで別仕事ってあるじゃないですか、その時何を主にやっていくのかなとか、考えて不安になって寝ましたね」

 顔色を変えずに受け答えしていたが、右肩には赤い発疹、アレルギーが出ていた。「結構、大きい仕事のあとに体調崩しやすいんですよ、僕。ホッとして気が抜けちゃって」。「三本締めもせずにそのまま病院へ行ったこともありますし、この間の舞台ももどしながらやってたので。だから免疫落とさないように気を付けますね」。三本締めのことを「三三七拍子でしたっけ?」とナチュラルに挟みながらも、大変な出来事ことをサラッと打ち明けていた。

 雑誌の露出量にも圧倒されるものがあったが、連日のように局をまたいで多くの番組に出演していた平野。どの番組でもきっちりと存在感を発揮し、飄々とした様子に、天性のものを感じていたが、誤魔化しようのない身体の反応が過酷さを物語っていた。

 それでも密着カメラが回っている間は笑顔をみせたりスタッフと言葉を交わした平野。「プロ」の一言で片づけられてしまうかもしれないが、並大抵のことではない。

 「手を抜けば未来はない」この言葉を胸に刻んでいるという岸。「今年は去年やったことを、いろんなことを更新していきたいですよね。スキルアップ、進化ですかね、今年は、何でも」。岸に限らず、メンバー全員に共通して言えることではないだろうか。

 デビュー2年目の彼ら。いま求められていることに全力で応じ、むしろ今こそ負荷のかけどきと言わんばかりに勢力的に活動を重ねていた。デビューしたことに胡坐をかかない姿勢がどのメンバーからも伝わってきた。(柚月裕実)

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