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岡田准一が語る「ザ・ファブル」敵役の重要性、南勝久も「原作よりも人間味あふれる」

ナタリー

「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」

「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」のテレビスポットがYouTubeで解禁。あわせてキャストである岡田准一、堤真一のコメントが公開された。

南勝久のマンガを江口カンが実写化した本作は、ボスに命じられ一般人として平穏な生活を送ろうとする殺し屋ファブル / 佐藤アキラを主人公としたアクションコメディ。続編では原作でも人気の高い「宇津帆編」を題材に、かつて救えなかった少女と再会したことをきっかけに巻き起こる騒動を描く。

平手友梨奈が4年前の事件で歩けなくなってしまった少女・ヒナコを演じた。ヒナコは同時に両親をも殺害されるという壮絶な過去を抱えているキャラクターだ。岡田が「ファブルにとって変化のある回」と言う通り、自分の落ち度で歩けなくなくなったヒナコとの再会はファブルに変化をもたらす。映像にはファブルが落下する車の中のヒナコと目が合う瞬間や2人の再会シーンなどが切り取られた。

本作でファブルの相手になるのは、表向きは子供たちを危険から守るNPO団体の代表として活動しているが、裏では緻密な計画で若者を殺す残虐な男・宇津帆だ。岡田は「『ザ・ファブル』は敵役が重要なんですよね。敵役が面白いからこそ映画として成立するお話」と、シリーズにおける敵役の重要性を指摘。ある理由からファブルへの復讐に燃える宇津帆は単純な悪役ではなく、彼なりの正義を抱えた複雑なキャラクターとして造形された。

宇津帆役の堤真一も「悪党を演じよう、という気持ちではなかったです。表の顔、裏の顔と分けて考えるのはやめようと思い、表の顔は宇津帆の正義といいますか、そんなに悪いことではない、もしかしたら正しいことをしているのでは、という思いがベースにありました」と語っており、原作者の南は「原作よりも、さらに人間味があふれていた」と称賛。江口も「アクションはもちろんすごいのですが、ヒナコや宇津帆といった人間達の複雑な絡み合いの面白さ。人間ドラマの部分がすごく深く描けている実感があります」と自信をのぞかせている。

「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」は、6月18日より全国ロードショー。

(c)2021「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」製作委員会

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