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吉沢亮と若葉竜也の決意の表情が 『AWAKE』予告編公開

ぴあ

20/10/16(金) 11:00

『AWAKE』 (C)2019『AWAKE』フィルムパートナーズ

12月25日(金)に公開される映画『AWAKE』の予告編が公開された。

本作は2015年に実際に行われ、当時ネットユーザーや将棋ファンの間で物議を醸した棋士VSコンピュータの対局に着想を得た、完全オリジナルストーリー。書き下ろしたのは、これまで乃木坂46のMVや短編映画で実績を積んできた40歳の俊英・山田篤宏監督。天才に敗れ棋士になる夢をあきらめた主人公が冴えない大学生活を送っていたある日、ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす青春物語だ。主演は吉沢亮、共演に若葉竜也らが名を連ねている。

公開された予告編は、静寂の中でロボットアームが駒を整然と並べている、緊張感のある映像からスタート。友達づきあいが苦手そうな幼少時の英一や、奨励会で棋士を目指していた英一(吉沢亮)が同世代のライバルに完敗する様子、定跡にとらわれないコンピュータ将棋に魅せられる様子が映し出されていく。



さらに、プログラミングを覚えて将棋ソフトを開発していく嬉々とした表情や、人付き合いが苦手だった幼少時とは別人のように人工知能研究会の先輩・磯野(落合モトキ)とやり取りする様子、自作ソフトの対局を見つめる緊張の面持ち、怒りと焦りによって大きく取り乱す姿など、それぞれ全く違った吉沢亮の絶妙な表情も。

そして奇しくも、かつてのライバルであった陸(若葉竜也)と「最強の将棋ソフト・AWAKE VS 若手強豪棋士」として再び対峙するシーンでは「人間と勝負するとか、どっちが強いとか、そんなことのためにAWAKEを作ったんじゃない」と戸惑いを見せながらも「だけど、たまらなく勝負してみたくなった」と秘めた決意を込めてつぶやく英一。その姿に、運命の対局への期待が否応なく高まる。

そして最強だと思っていたはずのソフトに見つかった欠陥。将棋盤越しに交わるふたりの視線。それぞれの思いをのせた対局の果てに待つ、勝敗を越えた感動とは。「AWAKEがどんどん強くなっていくのが、本当に楽しかった」と締めくくられた言葉が、英一の成長と再起を感じさせる。

『AWAKE』
12月25日(金)公開

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