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心理テストで今のあなたがまる分かり! 映画パーソナリティ伊藤さとり

深夜、「110番」にかかってきた電話の声は?

毎月連載

第6回

19/2/1(金)

【問題】
アナタは「110番」を担当する警察官です。いつものように深夜の当番で、眠気と戦っている最中、なぜかアナタを指名する電話が。受話器を取ると、聞き覚えのない声が話しかけてきました。その人はどんな声の持ち主でしたか?

A:かすれた老女のような声

B:威圧感のある男性の声

C:艶のある女性の声

D:ロボットような声

E:子供のようなオモチャ声

このテストで分かること。

ズバリ、人付き合いにおいてアナタが窮地に追い詰められたときの習性と、どんな対応で乗り越えるのがベストか分かる“揉め事回避法”です。

人間関係ほど難しいものはないので、コミュニケーションの一環として頭の片隅に入れておくと良いかも? 私自身も精進しながら“友好的人間関係”を築いていきたいものです(苦笑)

Aを選んだアナタは
相手を受け入れ柔らかい口調で

物事を説明するのが得意なアナタ。先のことを想定して考える能力にも長けているので、周りにも安心安全な仕事を心がけている人。そんなアナタが追い詰められたときは、万全の準備をしていた分、相手に“正論”を突きつけるところがあるので、相手のプライドをへし折ってしまう可能性大。人間関係を円滑にするならば、「そういう考えもありましたね」と相手の考えを受け入れて、自分の確認漏れなどがあればしっかり謝り、柔らかい口調で接することが大事。

そんなアナタには勝手な想像が運命を狂わすミステリー『THE GUILTY/ギルティ』で人生の教訓を!

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Bを選んだアナタは
叱咤激励には愛があることを忘れずに

目上の人とのつき合いが意外と上手いアナタ。聞き上手で、乗せ上手なところもあるので、かわいがられて良い仕事をもらえることも。そんなアナタが追い詰められるのは、感情的に強く言われたときで、結果、相手との関係が面倒になり、下手をするとそのまま疎遠になってしまいます。相手の懐に入るのが得意だからこそ、相手も愛情が湧いて叱咤激励することもあるということを忘れずにつき合うと、相手を許せてもっと人間関係が広がること間違いなし。

そんなアナタには、どんな困難にあっても不正を暴こうとする男たちを描いた『七つの会議』で情熱を。

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Cを選んだアナタは
「まぁ仕方ない」の精神で

相談事を持ちかけられるのが多いアナタ。頼られるのも実は嫌いじゃなく、面倒見も良いので揉め事回避も得意なほう。そんなアナタが追い詰められるのは、情をかけた相手に裏切られたとき。その悲しみは計り知れず、つい悪態をついてしまうことも。人情家だからこそ悲しい思いもするけれど、相手に感謝されることの方が多い人生なので、「まぁ仕方がないさ」で苦笑いをして対応出来たら、間違いなく“フーテンの寅さん”的人気者になれるはず。

そんなアナタには、なついていた好きな娘が消えたミステリーの傑作『バーニング 劇場版』で脳活を。

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Dを選んだアナタは
相手と会って話す勇気を

業務的なことをコツコツこなすことに長けているアナタ。もしかしたら少しあがり症かもしれません。穏やかな日々を大事にするアナタが追い詰められるのは、思いやりのない対応を感じたとき。礼儀を重んじる人なので、丁寧な文章でメールを打とうと心がけている人だから、心無い対応にどうやって対処すればいいか戸惑ってしまうはず。こーゆうときこそ、「会って話をする」勇気で乗り越えて。誠実なアナタの姿に、相手も誠実に答えざるを得なくなるはず。

そんなアナタには、義に重んじる侍たちの姿を描いた『サムライマラソン』で真心を温めよう。

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Eを選んだアナタは
パンクする前に甘えてみて!

自分では気づいていないかもしれないけれど人に振り回される性質のアナタ。つい甘えたくなる雰囲気を持っているので、懐かれることも多いのでは? そんなアナタが追い詰められるのは、スケジュールがパンパンになり、自分の時間を失ったとき。それこそ「もーやだ!」とキレ気味になることもあるけれど、なんだかんだ自分でやろうとするので、パンク寸前な状況にも。「自分は容量オーバーです」と訴えていいんです! 甘えてしまっていいんです。困り声で。

そんなアナタには逆らえない運命に翻弄されるヒーロー『アクアマン』でワイルドさを注入!

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伊藤さとりの今月のオススメ心理映画

声で心理がわかる映画『THE GUILTY/ギルティ』

『THE GUILTY/ギルティ』

ラジオに耳を傾けていると、顔の見えない“その人”を想像してしまいませんか? なんとなくラジオの女性アナウンサーに多いのが、高めの柔らかな声。そこから想像する姿は、癒し系の線の細い美人。一方、男性DJに多いのが、低めのハキハキとした声。そこから想像するのは、信頼できそうでカッコ良さそうな風貌。声だけでここまで想像できるなんて面白いもんです。

そう、人の印象というものは、見た目だけじゃなく声だって影響してくるものなんですよ。

ということで、今回は声だけで人の心を動かし、運命さえも変えてしまう珠玉のミステリー『THE GUILTY/ギルティ』という傑作をご紹介しつつ、声の心理を探ってしまいます。

早くもジェイク・ギレンホール主演でハリウッドリメイク決定

このデンマーク映画は、今年のアカデミー賞外国語映画賞デンマーク代表にも選ばれ、そのセンセーショナルな設定からハリウッドリメイクも決まり、すでに主演も決まっていて演技派ジェイク・ギレンホールが務めるというニュースも上がっている話題作。完全オリジナルの脚本は監督であるグスタフ・モーラーによるもので、ワンシチュエーションで登場人物はほぼひとり。

主人公は、緊急通報指令室でオペレーターの仕事をするアスガーで、深夜、1本の電話を取ったことから彼の運命は思わぬ方向に進んでいくのだ。

その電話の主は、怯えた女性の声で、今まさに自分は誘拐されていて、車の中から電話しているという内容。

本来、所轄の警察署に連絡を入れ、遠隔操作の手配をするだけのはずが、元現場警官だったアスガーは、居ても立っても居られないって、自ら電話捜査を開始する。

『THE GUILTY/ギルティ』

声が与える印象で見え方も変わっていく人間心理

監督曰く「音声だけだと人によって思い浮かべるイメージが違う」とインタビューで語っているのは確かで、その人が今まで出会った人の声も声の印象に影響してくるわけだけど、ベースの部分は実はそう変わらない。

映画の電話の主は女性で、彼女の声は少しかすれた不安定な声。この声の印象はというと“疲れきった女性”であり、決して“強そうな女性”とは思わない。

この声のイメージだけでアスガーは、彼女の身を案じ、電話からのほんの少しの手がかりを頼りに独自捜査を始めるのだから面白い。

誘拐されたと伝える女性もアスガーの声の印象から“頼れそう”“信頼できそう”と判断し、ふたりは電話を続けるのだけれど、アスガーの声は、口調もしっかりしていてやや力強い。

声が与える印象で見え方も変わっていく人間心理

この映画を楽しむためにも余計な知識は持たないで欲しいので、キャラクター紹介もここまでにしておくけれど、じゃあ、そもそも人に安心感を与える声とはどんなものなのか?

それはやや低めの響く声。

ちなみに猫のゴロゴロという喉を鳴らす音も低周波で、人にとっても緊張をほぐす作用があると言われています。

あれも低めの響く音。

相手をリラックスさせる声の持ち主でなくとも、ややゆっくり優しげに話していれば、心打ち解けるのもそう時間はかからないかもしれませんよ。

(C)2018 NORDISK FILM PRODUCTION A/S

プロフィール

伊藤さとり(いとう・さとり)

邦画&洋画の記者会見や舞台挨拶を週5回は担当する映画MCであり、年間500本以上は映画を見る映画コメンテーター。TSUTAYA店内放送「WAVE-C3」で新作DVD紹介のDJ、ケーブルテレビ無料放送チャンネル×ぴあ映画生活×Youtube:動画番組(俳優と対談)「新・伊藤さとりと映画な仲間たち」、雑誌「シネマスクエア」コラムや、デイリースポーツでスターの魅力コラム連載、スターチャンネルで映画紹介他、TV、ラジオ、雑誌、WEBなどで映画紹介のレギュラーを持つ。心理カウンセリングも学んだことから映画で恋愛心理分析や心理テストも作成。

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