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中村雅俊、デビュー曲「ふれあい」思い出を振り返る「すべての出来事が夢のようだった」

リアルサウンド

19/7/11(木) 10:00

 中村雅俊が、7月1日に明治座にて『45周年ベスト盤発売&明治座公演制作発表記者会見』を開いた。

 1974年7月1日に1stシングル『ふれあい』をリリースした中村は、同日にデビュー45周年を迎えた。それを記念したベスト盤『Masatoshi Nakamura 45th Anniversary Single Collection~yes!on the way~』の発売日である7月1日、中村はファン150名を招いたスペシャルイベントを明治座で開催した。

 45年前、当時23歳の中村は俳優としてドラマ『われら青春!』の主演を担当し、その後ドラマの挿入歌でもある「ふれあい」で歌手デビューを果たした。まだ貧乏大学生だったという中村は、「すべての出来事が夢のようだった」と学生時代を振り返る。先に俳優としてテレビ出演していた中村は、シングルリリースが新聞にも取り上げられ、デビュー前にしてファンレターが4通来たという。「思わず返事を書きました」と照れながら明かす中村に、会場も和やかな笑い声が響く。

 「45年経っても歌っているというのは、本当に奇跡がずっと続いているって感じですよね」と「ふれあい」という楽曲との出会いに改めて感謝する中村。しかし、中村はミディアムナンバーである「ふるさと」がいまだに苦手らしく、「ふるさと」をアカペラで歌っている由紀さおりが「雅俊くん、あの歌難しいよね」と言っていたことを明かし共感を求めていた。

 自身を「メルセデスベンツではなく、1300ccのカローラ」と例える中村は、「それでもずっと走ってこられたのは、自分の努力もありますけど、実感としては支えられたというね。コンサートをしたらみなさんが来てくれるし、レコードを出せば買ってくれるから。ずいぶん走ってきたなという実感はあります」と目の前にいるファンに感謝を述べる。2017年に通算1500ステージを突破した中村は、今年も9月より『中村雅俊 45周年記念 CONCERT TOUR 2019「ON and ON」Vol.3 ~Acoustic Unit~』を開催する予定だ。イベント途中には、大塚修司(Key)、柳沢二三男(Gt)を呼び込み、「ふれあい」を歌唱。リリースからちょうど45年後という運命的な日のパフォーマンスということもあり、ファンからは大きな拍手と歓声が上がっていた。

 『中村雅俊45thアニバーサリー公演』は、第一部「勝小吉伝 〜あぁ わが人生 最良の今日〜」、第二部「中村雅俊 LIVE『yes!on the way』」で構成される。イベントの後半からは、「勝小吉伝」の脚本・演出を手がける鴻上尚史、芝居出演者から中村、寺脇康文、賀来千香子、東啓介、愛加あゆ、山崎銀之丞、田山涼成が姿を見せた。

 マイクリレーをしながらキャスト陣が中村のモノマネを披露するという仲睦まじい関係性を滲ませながら、最後に中村がマイクを握る。「実はこのアニバーサリーというのがあんまり好きじゃなくて……10周年も20周年も30周年もやったことがなくてですね。今回45周年という中途半端な数字でやることになりまして、最初は『50周年でいいんじゃない?』とか言っていたんです。でも、実際45周年ということで、ここにいるメンバーと一緒にやることになりまして、心の底からこの舞台がやれることの喜びを味わっています」と感慨深き思いを伝える。ラストは、シングル『ふれあい』のカップリングとして収録されていた“もう一人同じ日に生まれた双子”「青春貴族」を、登壇者と共に歌唱し締めくくられた。

(取材・文=渡辺彰浩)

中村雅俊 オフィシャルサイト

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