萩原ケイクによるマンガ「それでも愛を誓いますか？」のドラマ化が決定。松本まりかが主演を務める。

原作は、「めちゃコミック」で1500万ダウンロードを突破した“大人のラブストーリー”。結婚8年目でセックスレス5年目、子供を持たない女性の悩みが描かれる。ドラマ版では、「子供を産むリミット」「夫に養われ自立できない不安」「30代の再就職」「途切れない夫婦の営みへの憧れ」といった“35歳の壁”に直面する主人公・純須純（すみすじゅん）役で松本が出演。「夜明け」でデビューを果たした分福所属の広瀬奈々子が監督に名を連ね、坂元裕二に師事した兵藤るり、鈴木史子、川原杏奈が脚本を執筆した。

この発表にあたり松本は「他はすべて幸せなはずのに、“女としてだけ満たされていない女性”、純」「これまであまり描こうとしてこなかった、言語化できない微細な感情や、触れてはいけない“人の聖域”のようなものにスポットライトを当てたドラマです」とコメント。広瀬は「最終話が完全オリジナルです。松本さんを始めとするキャストが演じる愛のゆらぎを、どうぞお楽しみください」と話した。

ドラマ「それでも愛を誓いますか？」は、ABCテレビで10月3日以降、毎週日曜23時25分から放送される。テレビ朝日では10月2日以降、毎週土曜26時30分からオンエア。またABCテレビでの放送後、TELASAで独占配信される。

ドラマ「それでも愛を誓いますか？」

ABCテレビ 2021年10月3日（日）スタート 毎週日曜 23:25～
テレビ朝日 2021年10月2日（土）スタート 毎週土曜 26:30～

松本まりか コメント

「この作品は私の人生を賭けたものです」という、原作に記された萩原ケイク先生の言葉が、心から離れません。それほどの想いが宿った作品を託していただけたことに感謝し、今まで経験してきた感情や痛みや喜び、その全てを注いで演じたいと思います。

この作品は、劇的な何かがあるドラマではありません。
人が殺されたり、ドロドロの不倫をしたり…そういった派手な出来事は起きないのに、
なぜかこの作品では、何気ない日常こそがドラマティックで。
撮影では、小さな幸せの発見の連続です。

他はすべて幸せなはずのに、“女としてだけ満たされていない女性”、純。
「愛があればセックスなんかいらない」とか、「夫婦はもっと超えたところにある」とか、
言葉では理解していても、どうにもできないもどかしさ。
これまであまり描こうとしてこなかった、言語化できない微細な感情や、
触れてはいけない“人の聖域”のようなものにスポットライトを当てたドラマです。

1シーン1シーン、驚くほど丁寧に、大切に撮影しています。
様々な想いを抱える皆さんに、そっと優しくお渡しできる作品になりますように。

広瀬奈々子 コメント

まだクランクインしたばかりですが、キャストのみなさんと丁寧に物語を紡ぐことができ、とても幸せな毎日を送っています。撮影中、松本まりかさんがふと「宝物を探すような作業」とおっしゃっていたことが印象に残っていて、それが私にとっても、作品にとっても、大きな原動力になっていると感じています。
三人の若手の脚本家たちと、何度も膝を突き合わせて練り上げたドラマ版「それでも愛を誓いますか？」は、最終話が完全オリジナルです。松本さんを始めとするキャストが演じる愛のゆらぎを、どうぞお楽しみください。
その中にきっと、見る人にも通ずる「宝物」があると思います。

萩原ケイク コメント

ドラマ化の第一報が「主演は松本まりかさん」でした。
ひたむきにお仕事をされる俳優さん、という印象だったので、
松本まりかさんが純を演じて下さることがとても嬉しいです。
他、出演していただける全ての俳優の皆さま、
企画から制作…関わって下さる全ての方々に感謝です。
放映される日を楽しみにしています。