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「タネは誰のもの」監督の新作ドキュメンタリー「食の安全を守る人々」7月公開

ナタリー

21/5/13(木) 12:15

「食の安全を守る人々」チラシ表

「タネは誰のもの」の原村政樹が監督を務めたドキュメンタリー「食の安全を守る人々」が、7月2日に公開される。

日本の食の幸せな未来図を探る本作は、原村と弁護士で元農林水産大臣の山田正彦がタッグを組み撮影した作品。種子法廃止、種苗法の改定、表記なしのゲノム編集食品流通への動き、TPPに端を発する急速なグローバル化により日本の農業と食を取り巻く環境が変化する中、本作では国内にカメラを向けるだけでなく、韓国の小学校で普及するオーガニック給食の現状や、アメリカの農薬会社・モンサントを提訴した原告など幅広く取材している。現在YouTubeでは予告編が公開中だ。

原村は「映画をご覧になった方々が、『映画の題名のように、食の安全を守る人々を応援しよう』、それだけでなく、『自分も食の安全を守る人々のひとりになろう』、なんて思って上映会場を後にしていただければ、この映画を制作した者にとってこの上ない喜びです」と語った。

杉本彩が語りを担当した「食の安全を守る人々」は東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開。

原村政樹 コメント

山田正彦プロデューサーやこの映画に登場する人たちは、巨大な力と闘っている方々です。私のような人間にはとても真似できないことです。ですから「自分には出来ない」と諦めてしまいそうです。ですが、この映画を観た人たちが後ろ向きにならないで、希望を持てるような映画、できれば、小さな一歩でもいいから子どもたちのために何かしようという気持ちになってもらえるような映画に仕上げたい、と、編集には長期間かけ、何度も何度もやり直し、最後の最後まで足りない部分はないかと模索しました。その意味で、今回の映画は、撮影でも編集でも私自身の闘いでもありました。
映画をご覧になった方々が、「映画の題名のように、食の安全を守る人々を応援しよう」、それだけでなく、「自分も食の安全を守る人々のひとりになろう」、なんて思って上映会場を後にしていただければ、この映画を制作した者にとってこの上ない喜びです。

(c)心土不二

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