クリープハイプのアルバム特設サイトオープン、雪下まゆ手がける全曲トレイラーも
18/9/8(土) 18:00
クリープハイプ「泣きたくなるほど嬉しい日々に」トレイラーより。
クリープハイプが9月26日に5thアルバム「泣きたくなるほど嬉しい日々に」をリリース。本日9月8日の“クリープハイプの日”に、このアルバムの特設サイトが公開された。
サイトでは、イラストレーターの雪下まゆが手がけた収録曲全14曲のトレイラー映像と、会社員で作家、エッセイストの燃え殻による寄稿文が公開に。両者はそれぞれの方法で「泣きたくなるほど嬉しい日々に」を聴いた印象を表現している。
なお、CDには購入者特典として、バンドが10月より行う全国ツアー「今今ここに君とあたし」のチケット特別先行に応募できるシリアルナンバーが付属することが明らかになった。
雪下まゆ コメント
自分の中では何年も引きずるような恋人との喧嘩や別れが、ふと客観視した時それらはどこにでもいるようなカップルのよくあるワンシーンに過ぎないのだと気付くと、そんな出来事に落ち込む自分に嫌気が差します。
しかしクリープハイプは、そんなごく普通の人間である自分と同じ目線で歌ってくれている気がしていて、
自分の中にある悲しさや怒りには抗わず、今はそのままにしていいんだと受け入れられ、心のどこかで安心することができます。
とある尾崎さんのインタビューを拝見して、過去に怒りを感じた経験を無駄にしたくないと仰っていたのが印象的でした。 私も(と言うととてもおこがましい言い方になりますが)作品を作るときは楽しかったという感情だけでなく、怒りや悲しさといった一見ネガティヴな感情を作品に昇華したい、そうしないともったいない、という気持ちが常にあります。
今回のアルバムを拝聴し、攻撃的な歌詞も、辛い気持ちになるような歌詞も、幸せな歌詞も、全てにおいて、やはり自分の過去や進行形の日常に寄り添ってくれるような優しさを感じました。
当初はそれぞれの曲の歌詞に合わせた写真を新たに撮り描いていましたが、聴き込むうちに、上記の通り自分の過去を改めて作品として描き出す方がこのアルバムに合っているのではないかと思い、過去に撮ったフィルムからイラストを描き起こすことにしました。
新着エッセイ
新着クリエイター人生
水先案内