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「青くて痛くて脆い」吉沢亮、バッタを克服「ここにいても今は『だるっ』くらい」

ナタリー

20/8/28(金) 20:40

左から吉沢亮、杉咲花。

「青くて痛くて脆い」の初日舞台挨拶が本日8月28日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、キャストの吉沢亮、杉咲花、岡山天音、松本穂香、森七菜、監督の狩山俊輔が登壇した。

「青くて痛くて脆い」は住野よるの小説をもとにした青春サスペンス。人付き合いが苦手な大学生・田端楓と、空気の読めない発言で周囲から浮く秋好寿乃の物語が描かれる。吉沢が楓、杉咲が秋好を演じ、岡山は楓のアルバイト仲間・前川董介、松本は楓と秋好が作った秘密結社サークル“モアイ”の幽霊部員・ポンこと本田朝美、森は不登校の少女・西山瑞希に扮した。

MCから「ダークな吉沢亮を見ることができた」と感想が伝えられると、吉沢は「今まで闇を抱えている役は何度かやらせていただきましたが、今回の闇の抱え方は初めて。自分の狭い世界で生きていて、すごく嫌われそうな役なので観た方がどんな反応をするか楽しみです」と期待する。吉沢との共演シーンが多かったという岡山は「やっぱり目力が半端ないですね。今もチラ見して緊張しました……もう今日(目を)見れなそうです」と照れ笑いした。

杉咲は「笑うシーンが多かったので、いつも以上に楽しく過ごせました」と現場を回想する。笑う芝居をする際は、吉沢から聞いたあるエピソードを思い返していたという。「そんなに面白い話じゃないですけどね」と吉沢は言うが、杉咲がもう1回聞きたいと言わんばかりに爆笑したため、舞台上で説明せざるを得ない状況に。吉沢が「デビューしたときも爆笑しないといけないシーンがあったんです。お芝居で笑う感覚がわからなくて、とりあえず目ガン開きして、口もワーッて開けて。あとから観たら1人だけホラー映画みたいになってて、すごい気持ち悪いと思ったという話です」と説明すると、杉咲は「やっぱり面白いです!」とさらに笑っていた。

原作者の住野と対談をしたという松本。「天音さん演じる董介がハイボールを作って差し出してくれる飲み会のシーンがあって。そのときの絶妙な距離感をすごく褒めていただけました」とうれしそうに話す。また、森は出演者たちで人狼をしたエピソードを披露した。「吉沢さん強かったです!」という森の言葉に吉沢は「強いですよ」とクールに語る。杉咲が自分も強いことをアピールすると、吉沢は「花さんは(人狼が)大好きだって言うけど、あまり強い印象ないです」とニヤリとした表情で述べた。

物語にちなみ、登壇者が「人生最大の嘘」を聞かれる場面も。杉咲は「ポテトってカリカリしてるのとふにゃっとしてるのがあるじゃないですか。母がふにゃっとしてるのが好きなので、一緒に食べてるときに隠れて潰して『あったよー!』って見せてました」と家族話で場を和ませる。吉沢は「今日も朝からテレビ番組に出させていただいて、バッタが嫌いという話をしました。この話は至るところでしてきてるんですが……」と前置きし、「でも最近、緑しかないような田舎で撮影をしていて。実はバッタがたくさんいることに慣れてきてるんです。前まではここにいたら『うわー!』となってたのが、今は『うわ、だるっ』くらい」とコメント。「僕のファンは僕がバッタ嫌いだと思ってるかもしれないんですけど……乗り越えちゃったな」と最近の変化を明かした。

最後に吉沢は、映画の魅力を「1人ひとりの感情がすごくリアルです。この人のこの感情わかるとか、この考え方苦手だとか、いろいろな目線で観ることができます」と伝えた。

(c)2020映画「青くて痛くて脆い」製作委員会

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