田口清隆監督の映画『12人のイカれたワークショップ』来年公開 場面写真も
20/12/17(木) 17:00
©「12人のイカれたワークショップ」製作委員会
映画『12人のイカれたワークショップ』が2021年に全国公開される。
同作は、『ウルトラマン』シリーズや本田翼主演ドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』などで知られる田口清隆監督が、ワークショップを舞台にSF要素を盛り込んで制作した作品。実際に行なわれたワークショップをドキュメンタリー的に追った映像をベースに、5月に急逝した脚本家・吹原幸太による課題映画脚本のSFホラーパートが加わる意欲作だという。島崎淳も監督として参加している。
あらすじは、中学教師・河中奎人が初めて担任を持った生徒たちの卒業式で、チャイムが鳴り響いた途端に学校中の生徒らが姿を消し、教頭の青山が銃を乱射、体育教師の安保が鉄パイプを振り回して教師を次々と襲う中、用務員の栗橋が「上位存在」について今からなすべきことを告げるというもの。キャストには、河中奎人、上條つかさ、千々岩北斗、波多野美希、中野杏莉、安保匠、カンナ、相馬絵美、大村織、甲川創、青山真利子、栗橋勇が名を連ねている。ナレーションは青柳尊哉が担当。
田口清隆監督のコメント
この映画の撮影以降、ワークショップをやるのが辛くなってしまいました。
こんな事をしてしまった以上、もう何をやればいいのか、そもそもワークショップとは何なのか、分からなくなってしまったからです。
これは俳優という生き物と本気でぶつかり合った日々の記録。
本気で傷つけ合った戦いの記録。
もう二度とやりたくありません。青柳尊哉のコメント
ボクは何を見たのだろう?
ワークショップという俳優が裸にならざるを得ない空間を盗み見たのか?
それとも演じている俳優にこちらが見られていたのか?
見えていないのに見えているのは、田口監督と真正面から闘う人間の生き様。
見られていることも忘れ、裸の俳優と監督がそこにいる。
脆く美しい姿に心が揺さぶられる。
新着エッセイ
新着クリエイター人生
水先案内