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総展示数420ページ超! 河鍋暁斎の絵本の代表作を全ページ展示『河鍋暁斎―躍動する絵本』開催

ぴあ

河鍋暁斎≪狂斎画譜≫(後期)

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幕末から明治にかけて活躍し、狩野派でありながら浮世絵も数多く描いた絵師、河鍋暁斎(かわなべ・きょうさい 1831~1889)。近年、その画業が注目を集め、全国各地の美術館で展覧会が開催されている。

これまで、さまざまな肉筆画や版画が紹介されてきた暁斎だが、葛飾北斎の『北斎漫画』に匹敵する躍動感ある筆づかいで、『暁斎漫画』や『暁斎鈍画』、『暁斎酔画』など、数多くの絵本を刊行していた。

同展では、これまで一堂に紹介されることのなかった、暁斎の絵を一冊の本にまとめて出版した「絵本」というジャンルに注目し、代表作を全ページ展示する。ページ総数は420ページ超えという膨大な量で、大きさはA5サイズ(21×14.8㎝)以下。見開きで9.5×13㎝という極小の絵本でも、人物や動物、妖怪などが躍動感あふれる筆づかいで描かれている。

尽きることのない暁斎のイマジネーション。「画鬼」と称された暁斎の知られざる神髄に迫る。

河鍋暁斎≪暁斎百鬼画談≫(前期)
河鍋暁斎≪暁斎画談 外篇≫巻之上(後期)
河鍋暁斎≪暁斎漫画≫(前期)

【開催概要】
『河鍋暁斎―躍動する絵本』
会期:2021年10月29日(金)~12月19日(日)
※前後期で全点展示替え
前期 :10月29日(金)~11月23日(火・祝)
後期 :11月27日(土)~12月19日(日)
会場:太田記念美術館
時間:10:30~17:30(入館は17:00まで)
料金:一般800円、大高600円
公式サイト:http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/

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