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神宿 羽島みきが語る、アイドルとしての転機と妹・羽島めいへの本心 「悩みがひとつなくなると人って本当に変われる」

リアルサウンド

20/6/13(土) 16:00

 神宿が、羽島みきと羽島めいによる姉妹ユニット曲「SISTERS」をリリースした。神宿ユニットシリーズ第2弾の同作は、羽島みきと羽島めいの姉妹愛を感じる歌詞、二人+愛犬の自然体を収めたMVも話題となっている。

参考:神宿 塩見きら、作詞に込める“ありのままの自分”と創作への熱量「SNSに可愛い自撮りを上げたから動員が増えるとは限らない」

 配信ユニット曲第1弾「Erasor」で話を聞いた塩見きらに続き、リーダーの羽島みきにインタビュー。神宿は、アイドルとして活動しながら、UUUM所属のYouTuberでもある。彼女たちのYouTubeチャンネルには、様々な映像コンテンツがアップされており、その企画も彼女が中心となり考えているという。「SISTERS」の歌詞に込めた妹・羽島めいへの思いはもちろん、アイドル兼YouTuberであるグループの強み、そして6月3日に24歳の誕生日を迎えたばかりの彼女に、グループ/個々としてのこれからを聞いた(編集部)

■YouTubeに挑戦することで女性ファンが増えた

ーー羽島みきさんは6月3日に誕生日を迎えたばかり。当日には生誕記念番組『みーにゃんの部屋』が生配信されましたが、とても面白かったですよ。

羽島みき(以下、羽島):ありがとうございます(笑)。こういう時期だから「どうやって誕生日を迎えるのかな?」と自分でも思っていたんですけど、スタッフさんが一生懸命考えてくださって、「メンバー1人ひとりとお話する形で配信ができたらいいよね」って案を出してくださったんです。状況的に5人揃ってというのはなかなか難しいですし、今まで1対1でゆっくり話すことって意外と少なかったので、これもいい機会だなと。みんなに自分の手料理を振る舞うこともできたし、メンバーからのプレゼントとかサプライズもあって、結果すごくいい時間になりました。

ーー通常だったら生誕ライブという形でファンの皆さんとお祝いしていたんでしょうけど、あの番組は今だからこそでしたものね。

羽島:こういう姿もファンの皆さんは面白かったかなと。YouTubeを通じてファンの方が増えているのもあるので、これも新しいきっかけになったかなと思いましたね。

ーー実際、そういうYouTube経由のファンが増えていることを肌で感じることもありますか?

羽島:すごくあります。それ以前はアイドルの対バンイベントに出て、そこでほかのアイドルさんを推している方が神宿を知るという流れが多かったんですけど、YouTubeに挑戦することで女性ファンがすごく増えたんです。

ーー配信を観ていると、着ている服やファッションについてのコメントも多かったですし。

羽島:皆さん「可愛い」と言ってくださって。そうやって女の子のファンもついてくれるのなら、YouTubeの企画ももっと女の子に喜んでもらえるようなものをと、例えばメイク動画を一ノ瀬みかや塩見きらが出してくれるようになりました。

ーーそれこそ、前髪をセットする動画なんて女性ならではですし。

羽島:女の子って前髪をすごく大切にしているので、よく自分もアイドルさんの前髪講座みたいな動画を調べていて。吉田朱里さん(NMB48)の動画とかよく観ているんですけど、自分がそうやって調べるってことはほかの女の子も知りたいことなんじゃないかなと思って、神宿でもやろうってことで動画を作ったんです。

■「もっとできるぞ、飽きさせないぞ!」

ーーみきさんはそういう動画の編集をご自身で行っていますが、以前からこういうことに興味を持っていたんですか?

羽島:全然! むしろパソコンは学校の授業でちょっと触るくらいで、ずっと苦手なジャンルだったんです。でも、YouTubeをよく観るようになって編集とかを意識するようになったら、「神宿の動画も、もっと女の子ウケする編集をしたい!」と考えるようになって。それでスタッフさんに相談したら「いいじゃないですか!」と言ってくれて、そこからちょっとずつですけど自分なりにこだわって編集するようになりました。

ーー自分のイメージを他人に伝えるというワンクッションを省いて、自身の手で具体化できれば時間短縮できるし、なによりもイメージにより近い形で仕上げられますものね。

羽島:そうなんです。自分が考えていることを直接表現しやすいので、そこは自分なりに頑張れているのかな。デビューした頃の自分は、今こうやって動画の編集をやっているなんて想像もしていなかったし、神宿がYouTubeとかそういったフィールドで活躍することも想像できていなかったから。今となっては自分たちの強みになっていますよね。

ーーそういう神宿として表現の打ち出し方を、スタッフさんと話し合う機会はどんどん増えているんでしょうか?

羽島:だいぶ増えましたね。以前はスタッフさんから「こういうことをしましょう」みたいに言われたことをやっていたんですけど、最近は自分たちの我が強くなったのか(笑)、「もっとこうしたい!」とスタッフさんに直接言えるようになったから、メンバーも個々でいろんなお仕事をやれるようになったのかな。自分も「動画の編集をしたい」と言ったから編集をするようになったし、最近は「REC.」という音声配信アプリを使うようになったことで、ラジオとか声のお仕事もやりたいと言えるようになった。すごくいい状況になったと思います。

ーー発信する場が増え、それを個人でどんどん行動に移し、発していける環境にもなりましたし。

羽島:うん、だから今すごく楽しいんです。

ーー今のアイドルシーンが活性化し始めたのは2010年前後からでしたが、そう考えるとこの10年でだいぶ状況が変わりましたよね。

羽島:本当にそうですね。自分たちはそういうシーンの中ではデビューが遅かったほうだからこそ、デビューした頃は「ほかのアイドルさんに追いつきたい!」という気持ちがすごく強くて。「今からアイドルを始めて大丈夫かな?」と不安だったんですけど、「頑張って追いつこう!」という気持ちをみんな忘れなかったから今があるのかな。

ーー神宿に関して言えば、結成5周年を経た昨年後半の「ボクハプラチナ」あたりから、楽曲面での変化もありました。

羽島:今までの神宿は「元気、明るい、みんなで一緒に踊れる!」みたいな曲が多かったんですけど、5年経ったからこそもっと違う部分を応援してくれるファンの皆さんに見せたいという気持ちが芽生えて、大人っぽくてカッコいい曲に挑戦したんです。最初はどんな反応をされるのか不安もあったんですけど、「神宿にはこういう大きな振り幅があるんだ、むしろもっと楽しみになった」という応援コメントもたくさんいただいたことで、すごく励みにもなったし、もっと違う楽曲にも挑戦したいなという思いも芽生えてきました。なので、「もっとできるぞ、飽きさせないぞ!」っていう気持ちをみんなにも知ってもらいたいですね。

■姉妹の素が出ている、姉妹だからこそ歌える曲

ーー神宿は4月の「在ルモノシラズ」を筆頭に、新曲を3カ月連続で配信リリースしています。今回発表されたみきさんとめいさんの羽島姉妹によるユニット曲「SISTERS」は、5月リリースの一ノ瀬みかさん、塩見きらさん、小山ひなさんによるユニット曲「Erasor」とも違ったタイプの楽曲に仕上がりました。

羽島:すごく可愛い曲になりましたよね。

ーーでも、可愛らしさに大人っぽさも加わった、今までにないタイプの1曲ですよね。

羽島:確かに。なんなら姉妹の素が出ている、姉妹だからこそ歌える曲なのかなと思いましたし。

ーー今回はみきさん、めいさんも作詞に携わっています。

羽島:曲を作る前に「姉妹のエピソードを教えてください」って聞かれたので、素直にいろいろ話して、それが歌詞に反映されているんです。特にめいは2番の歌詞にすごくこだわっていて、「もっとこういうことを伝えたい!」と言っていたので、2番はほとんどめいが書いたようなものですね。

ーー1番で歌われていることとは対照的な内容ですものね(笑)。

羽島:ふふふ(笑)。ちっちゃい頃はずっと一緒で、習い事もクラシックバレエを一緒に始めたけど、結局めいが辞めちゃって。そこから自分はクラシックバレエ、めいはサッカーみたいな感じに行動が別々になったけど、学校はずっと一緒だったんですよね。だから、正反対と言っているけど、神宿では姉妹で活動しているし夢は一緒なんだから、そういう面を舁夫さん(※かきふ。神宿ファンの総称)に知ってもらえたらなと思います。

ーーたぶん兄弟姉妹がいる方はこの歌詞を読むと共感できる部分があると思いますし、ファンの方からすればおふたりのことをイメージしやすい内容なのかなと。

羽島:そうですね(笑)。「あ、こういう感じなんだな」っていう感じに、より知れると思います。意外と姉妹推しの方も多いので、すごく喜んでくれるんじゃないかな。

ーー自分が伝えたいことを直接歌詞に乗せる作業を経て、レコーディングとの向き合い方には以前と違いを感じることは?

羽島:ありました。自分が思っていることを歌にしているから、より気持ちを込めて歌いやすかったですし。これまでの曲では作家さんから「ここの歌詞にはこういう意味があって」といろいろ教えていただいていたんですけど、すべてを理解しようとして頭の中がごちゃごちゃになってしまって(苦笑)。申し訳ないなと思うこともあったんですけど、この「SISTERS」は自分の気持ちがストレートに歌詞になっているから、本当に歌いやすくて、今までで一番楽しかったです。

■妹をやっとメンバーという視点でも見られるようになった

ーー実際、めいさんの担当した歌詞を読んでこう感じたとか、逆にみきさんのパートを聴いためいさんからのリアクションはありましたか?

羽島:「いやあ、本当にそうだよね!」って2人で笑ってました(笑)。確かに自分もすごくお節介だと思うし、優柔不断だし、そういうところでは困らせちゃってるなと感じています(笑)。

ーーそこはもう納得していると(笑)。でも、それってずっと一緒に育ってきたからこそですよね。

羽島:ずっと見られているからこそ、こう言えるんだと思います。でも、仕事まで一緒になるとは思ってなかったから、最初の頃はよく喧嘩していたし、自分としても妹という目線で見ちゃうから、意見とかいろいろ言われても納得いかなかったり、なんなら話を聞きたくないってぐらい避けていたこともあったんですよ(笑)。それが5周年を経て、やっとメンバーという視点でも見られるようになったことで、「本当にたくさん迷惑かけちゃったけど、そばで支えてくれてありがとう」と素直に思えるようになった。普段はなかなか口にしないですけど、そこはすごく伝えたいですね。それこそ「大好きだよー」とか、絶対に言わないんで(笑)。

ーー肉親だからこそ、直接伝えるのは恥ずかしいですものね。

羽島:だから、歌詞にある〈言わないけどLOVE〉というフレーズは、まったくそのとおりだなと思います(笑)。

ーー兄弟姉妹で一緒に活動しているアーティストはほかにもいますが、こういった絆を歌った楽曲って意外と少ないですよね。

羽島:あまりそこについて触れていないからこそ、この曲は新しいのかなと思います。それに曲調もラップ調というか、ちょっと語り口調っぽい節回しだからこそ、言葉としてすごく入ってきやすいですし。こういう感じも神宿にはなかったので、そこも新しいなと思います。

■MVは「2人の成長が観られる羽島家のホームビデオ」

ーーMVも拝見しましたが、おふたりの自然体がそのまま収められていますよね。

羽島:自分たちでもラフに臨めたので、すごく楽しかったです。しかも、実家で飼っている愛犬のロックも出演してくれて。朝から一緒に現場入りしたので、「ワンワン吠えたらどうしよう?」と撮影中も心配していたんですけど、全然そんなことなくて、自分の出番をおとなしく待っていてくれて。なんなら寝ていたんですけど、海でお散歩するシーンでやっと出番になると元気に動いてくれたのでよかったです(笑)。

ーー妹さんや愛犬も一緒で、日常の延長を描いたような作品になったのかなと。

羽島:そう、だから全然緊張しなかったんです。MV撮影って緊張することが多いんですけど、全然そんなことがなくて。MVで使った小物とかちっちゃい頃の写真とか、私物がちょくちょく映っているので、お父さんお母さんからすれば2人の成長が観られる羽島家のホームビデオみたいな感じですかね(笑)。

ーー僕たちはそれを覗き見していると(笑)。

羽島:そうそう(笑)。本当にそんな感じですね。

ーーMVの中で印象的だったのか、めいさんからのお手紙をみきさんが読むシーンでして。これまでめいさんからお手紙をもらうことは?

羽島:何年前かの生誕イベントであったぐらいで、全然ないですね。それこそ、撮影当日に一生懸命書いてましたけど(笑)。内容もちらっと映っていますけど、それをMVの中で読むのはちょっと恥ずかしかったですね。

■いろいろやることでメンバーに恩返ししたい

ーー改めて動画の話題に戻りますが、みきさんがご自身で企画したり編集したりするときにこだわっていること、強く意識していることって何かありますか?

羽島:やっぱり、ファンの皆さんがどんな姿を観たいかなというのは常に考えます。打ち上げ動画とかも自分が考えたんですけど、みんなでただごはんを食べている姿も面白いですし、MCでは聞けない話も知れると思うので、そういう部分を見せられたらいいなと思って企画しました。今考えているのは、ライブが始まる前の楽屋入りからステージに立つまでのルーティンを1人ひとり撮りたいと思っていて。

ーー確かにそこは、ファンには知ることができない部分ですものね。今のお話を聞いて思ったんですが、今のアイドルシーンでは自己プロデュース力が求められる時代になってきたのかなと。そういう部分を意識したことはありますか?

羽島:そんなにないかなあ。でも、「こういう動画を撮りたい!」とは常にメンバーには伝えています。それこそ、最近メンバーがソロで歌う動画も「そういうのをやりたいよね?」とメンバーに話していたものなので、実際に動画を観た舁夫さんが喜んでくれているのがわかると、やっぱり企画を考えてよかったなと思いますね。

ーー企画も自己プロデュースのひとつだと思いますし、そういうメンバー発信が重要視されるようになってきているのかなと。

羽島:私はメンバーの良さを知ってもらいたいからこそ、なのかなと思います。知られていないのは勿体ないし、せっかくYouTubeという発表の場があるんだから、それをどうにか使うのが大事だなと思うんです。

ーーそれを行動に移せる力もすごいなと思いますよ。

羽島:自分は今まで何もしてこなかったから……特に専門学校に通っていた頃は、両立しようと思ってもなかなかうまくいかない時期もあって、そこでメンバーにたくさん迷惑をかけちゃったと思うんです。だから、専門を卒業したあとは心に余裕を持てるようになって、いろいろやることでメンバーに恩返ししたいなと考えていたんです。

ーー確かに専門学校は授業がぎっしり詰まっていますし。

羽島:本当に大変でした。月曜から金曜まで、1限から4限までびっしりだし、実習が終わってスーツのままリリースイベントに行ったこともありました。でも、それを理由にしてアイドルを辞めたくはなかったし、自分で決めた道だから絶対に諦めたくなくて。

ーー今思うと、なぜそこで逃げなかったんでしょうね?

羽島:もう意地だけだったと思います。神宿加入と専門学校入学が決まったタイミングが同時期で、お父さんには「アイドルをやりながら専門学校に通うのは絶対に無理だ。どっちかにしろ!」って反対されたんですよ。でも、お母さんからは「資格はあったほうがいいよ」と言われていたので、そういう意見を聞きながら自分で決めたことだったらやり通さないといけないですよね。よくアイドルさんの中には、同じような理由で辞めてしまう方も多いじゃないですか。それは本当に勿体ないなと思うし自分は「1年でも長く活動できたほうがいいのに」という考えもあったので、諦めたくなかったんです。

ーーそこを乗り越えられた人は強いと思いますよ。精神的にこの5、6年で強くなったと感じることはありますか?

羽島:はい。悩みがひとつなくなると、人って本当に変われるんですよ。だから今はすごく楽しいですし、本当に諦めなくてよかったなって思います。

■一歩引いたぐらいが楽。それもこのメンバーだからできたこと

ーー先ほど「自分たちの我の強さが」と言っていましたが、それは言い方を変えると皆さんに欲が出てきた証拠でもあるのかなと。「もっとこう見せたい」「自分たちだったらもっとこうできるのに」と、やりたいことがより明確になってきたのかなと思うんです。

羽島:そうかもしれませんね。あとは、塩見きらが加入したのも大きくて。影響されることも多いですし、塩見がメンバーで本当によかったなと思います。彼女は頭がすごく良いので、取材中も「伝え方が上手だな」と思うことが多いし、だからこそ「在ルモノシラズ」の歌詞も書けたのかな。メンバーが今までやってこなかったことを彼女はスッとできたので、すごいですよね。あと、見た目もめっちゃタイプなんですよ!(笑) 塩見の良さをもっと知ってもらいたいと思うし、本当に可愛いから「自分もこういう子になりたい」みたいな憧れもありますね。

ーー憧れですか。そういう関係性っていいですね。

羽島:自分は学生の頃から上下関係が嫌いだったので、ずっと対等に親しくしてきました。それに、自分はこのグループのリーダーだけど、今は塩見のほうがしっかりしていますし(笑)。

ーー自分のグループ内でのポジションを、ご自身ではどう捉えていますか?

羽島:肩書きがリーダーってだけですよ(笑)。そもそも前に立つことが苦手なので、どちらかというと後ろから見守りたいなと。だから、メンバーが困っているときに「こうしたほうがいいよ」とアドバイスする程度がちょうどいいんです。だから一歩引いたぐらいが楽ですし、それもこのメンバーだからできたことだと思います。

ーー自粛期間こそ抜けましたが、新型コロナウイルスの影響はまだまだ続くと思います。なかなか難しいことも多いですが、神宿としてここからどうしていきたいですか?

羽島:ライブ開催はまだ厳しいですし、YouTubeもひとりふたりで撮ったりしているけど、早くメンバー5人で動画を撮れるようになれたらと思いますし、まずはそういう姿から見せていきたいですね。ファンの方もメンバーのやり取りをなかなか見られない状況なので、自分はTwitterでメンバーにちょっかい出したりとか、そういうことも積極的に行うようにしています。

ーー6月1日には個人別のファンコミュニティも設立されましたが、これも新しい試みですよね。

羽島:これまでも舁夫会というファンクラブはあったんですけど、ファンコミュニティは自分のことを好きな人たちだけが集まってくれるからやりやすい部分はありますよね。例えばTwitterやインスタは「ファンではないけど、とりあえずフォローしておこうかな」ぐらいの人も多いじゃないですか。そういう場ももちろん大切だけど、ファンコミュニティがあるとより親密な発信もしやすくなるんじゃないかなと。神宿はいろんなSNSを使っているので、舁夫さんもついていくのが大変だと思うけど、そこは気になるものから見てもらえればいいと思います。

ーーそして、18歳からアイドルを始めたみきさんも24歳に。ここからどんな人生を送っていきたいですか?

羽島:24歳ってアイドル界ではわりと上のほうに入るかもしれないけど、社会に出たらまだ若手じゃないですか。なので、30歳までは続けたいんですよ。よく「女性アイドルは男性アイドルと比べると短命」と言われるけど、そういう固定観念をなくして「女性アイドルだってここまで行けるんだぞ!」と一般層にまで知ってもらえるような存在になりたいですね。(西廣智一)

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