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「自然と人との関わり」を追い続けた写真家の足跡をたどる 「写真展 星野道夫『悠久の時を旅する』」開催

ぴあ

「悠久の時を旅する」 撮影:星野道夫、(c)Naoko Hoshino

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「写真展 星野道夫『悠久の時を旅する』」が、2022年1月8日~3月27日にかけて、神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)で開催される。

星野は1952年、千葉県市川市生まれ。19歳のときに目にしたエスキモーの村の空撮写真に惹かれ、村長宛てに手紙を書く。20歳の夏休みにアラスカに約3カ月滞在し、帰国後に写真家を志す。そして慶応義塾大学を卒業後、動物写真家・田中光常氏の助手を2年間務め、1978年にアラスカ大学野生動物管理学部に入学。以後、アラスカの自然と人々をテーマに写真と文章で記録し発表し続けてきた。そして1996年8月、カムチャツカ半島で取材中にヒグマに襲われ急逝。

本展では、アニマ賞・木村伊兵衛写真賞を受賞した彼による1000×2950㎜サイズの写真や資料展示など約100点を見ることが可能。星野が20歳の時に初めて足を踏み入れたアラスカの村の記録から、亡くなる前まで撮影していたロシアのカムチャツカ半島までの軌跡を辿る。さらに、20歳の時に初めてシシュマレフ村の村長に宛てて書いた手紙などの貴重な資料展示も。

クリアファイルやポストカードなど、写真展でしか買えないグッズも販売。「みんなでつくる 野生動物ミニ写真展」の開催やフォトブースの設置もあるという。

旅を終えることなく急逝した星野は何を見てきたのだろうか。未完の作品群から「自然と人との関わり」を追い続けた彼の旅に想いを馳せてほしい。

公式サイト:https://www.earthplaza.jp/event/hoshinomichio/

■展示情報
「写真展 星野道夫『悠久の時を旅する』」
2022年1月8日~3月27日10:00~17:00(最終入場16:30)
※祝日を除く月曜休館

会場:神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)3F企画展示室
入場料:大人400円 / 高校生・20歳未満学生・65歳以上200円 / 小中学生100円 / 未就学児無料

<関連イベント>
上映会『地球交響曲第三番』
2022年1月8日(土)14:00~16:30
会場:5F映像ホール
参加費:無料
定員:WEB予約制(定員100名)※12月25日0時予約受付開始

内容:何篇も生み出されているロングヒット作品『地球交響曲』。今回は星野道夫を含めた3名に焦点を当てた第三番を無料で上映。

星野直子スライド&トーク「悠久の時を旅する星野道夫が見続けた風景をたどって」
2022年2月23日(水・祝)14:00-15:30
会場:2F プラザホール
参加費:無料
定員:WEB予約制(定員100名)
※状況により、定員を変動する場合あり

内容:星野直子氏(星野道夫事務所代表)が、星野道夫氏が見続けた風景を写真とともにたどっていきます。

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