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豊富なスチール写真やオフショットも 『クエンティン・タランティーノ──映画に魂を売った男』

リアルサウンド

20/6/24(水) 18:53

 映画雑誌『エンパイア』の編集者およびエグゼクティブ・エディターを務めたイアン・ネイサンが著した『クエンティン・タランティーノ──映画に魂を売った男』が、2020年6月26日にフィルムアート社より発売される。

関連:【画像】公開された中面ページ

 本作は、『パルプ・フィクション』『キル・ビル』『イングロリアス・バスターズ』など名作を多数生み出した巨匠クエンティン・タランティーノをめぐる評伝。独自の映画哲学と信念を突き通しつつ、そのほとんどの作品を批評・興行の両面で成功に導いてきたタランティーノの軌跡を網羅的に紹介している。監督作のみならず原案・脚本作の成立背景やテーマも精緻に解き明かした。

 また、豊富なスチール写真やオフショット、さらには影響を与えた諸作品の資料(スチール、映画ポスター)もフルカラーで掲載されている。

【著者】イアン・ネイサン(Ian Nathan)プロフィール
イギリスで広く知られる映画ライター。本書以前には、リドリー・スコットの名作『エイリアン』の歴史について著したベストセラー『エイリアン・コンプリートブック』『スティーヴン・キング 映画&テレビ コンプリートガイド』(以上、竹書房)をはじめ『ティム・バートン 鬼才と呼ばれる映画監督の名作と奇妙な物語』(玄光社)、『魔法への招待:『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』メイキング・ブック 』(ハーパーコリンズ・ジャパン)などを出版している。
世界最大の映画雑誌『エンパイア』の編集者およびエグゼクティブ・エディターをつとめた後、現在は寄稿編集者として引き続き同誌に貢献している。他にも『タイムズ』紙、『インディペンデント』紙、『メイル・オン・サンデー』紙、『カイエ・デュ・シネマ』誌、スカイ・アーツ・チャンネルのドキュメンタリー・シリーズ『ディスカバリング・フィルム』などに定期的に貢献している。

【訳者】 吉田俊太郎(よしだ・しゅんたろう)
英国と日本を頻繁に行き来しながら主に映画・映像とライフスタイルの両分野で翻訳活動をしている。訳書に『物語のひねり方』、『空想映画地図[シネマップ]』、『映画の瞬き[新装版]』、『ストーリーの解剖学』、『あるミニマリストの物語』、『minimalism ~30歳からはじめるミニマル・ライフ』、(以上、フィルムアート社)、『習得への情熱 チェスから武術へ』、『映画もまた編集である ウォルター・マーチとの対話』(以上、みすず書房)など多数。

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