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清野菜名が語る、『シロクロ』で横浜流星と目指す最凶バディ 「安心してパンチを打ち込める」

リアルサウンド

20/1/25(土) 8:00

 清野菜名と横浜流星がW主演を務める『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(読売テレビ・日本テレビ系)が毎週日曜22時30分より放送中だ。

参考:ほか撮り下ろし写真多数

 本作では、清野が、囲碁棋士の川田レンと世の中のグレーゾーンにシロクロつける謎の存在“ミスパンダ”を、横浜が、メンタリストとして活動する一方、レンを操ってミスパンダに仕立て上げる“飼育員さん”を演じ、「令和の最凶バディ」として活躍。今まで映画『TOKYO TRIBE』やドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)など数多くの作品でアクションを披露してきた清野は、横浜との初タッグでどのような活躍を見せるのか。今までの作品とのアクションの違いや、横浜とのやりとり、本作の見どころまで話を聞いた。

ーーオファーをもらった時の心境は?

清野菜名(以下、清野):2018年に本作と同じ放送枠のドラマ『今日から俺は!!』に出演させていただいたので、同じ枠に戻ってこられたことがまず嬉しかったです。ただ、自分が川田レンとミスパンダの一人二役をやるというのを聞いて、戸惑いました(笑)。「一体どういう理由で、レンはミスパンダになってるんだろう?」と思って。そういうキャラクターの設定も衣装合わせのときにスタッフの方々、プロデューサー、監督から説明していただきながら、原作がない分、細かくみんなで話し合いました。

ーー横浜流星さんとは初共演になります。現場に入って、想像していた横浜さんとのギャップはありましたか?

清野:現場に入る前から、周りの方々に横浜さんの印象は聞いていたんです。私が聞かなくても、みんな、横浜さんがすごくいい人だって教えてくださって。だから、普段はどの作品もクランクインは緊張してしまうんですが、今回はそういう緊張が全くなくて。実際に横浜さんに会ってみたら、優しさがありながらミステリアスな部分も持っている方なんだなと気づきました。

ーー横浜さんのミステリアスな部分とは?

清野:横浜さんが「無になりたい時に壁を家で数時間ずっと見ている」って言っていて(笑)。まだ、ご飯を食べている姿も一度も見ていないんですよ。

ーーそれはミステリアスですね(笑)。演技の面では、横浜さんとのタッグはいかがでしょう?

清野:一緒にいてすごくやりやすいです! 一緒のアクションのシーンだと、横浜さんは極真空手のチャンピオンで本当に強い方だから、私のパンチも見えていると思うんです。だから、私も躊躇せずに、安心してパンチを打ち込める。私は、アクション専門の俳優ではないので、アクションシーンで怖くなってしまうことがあるんですが、今回は横浜さんのおかげでそういう不安が一切なく、安心してやらせていただいています。2人でやるアクションは、戦いに派手さが増して、見応えがあるシーンになっているかと思います。

ーー今までの作品とのアクションとの違いは感じますか?

清野:難しいなと感じています(笑)。今までのアクションは、細かいディレクションがあって、作り込まれていたんです。本作のミスパンダは動物的な部分もあるキャラクターなので、その自由さをアクションでどう表現するかが課題ですね。型にはまりすぎてしまうと、今までの作品と同じになってしまうので、もうちょっと力を抜いてやれたらいいなと思っています。

ーー現場の雰囲気はいかがでしょう?

清野:私と横浜さんは、レンと直輝で一緒にいるシーンもあれば、ミスパンダと飼育員として一緒にいるシーンもあるんですが、どちらもあまり変わりはないです。囲碁喫茶のシーンでの現場は、「憩いの場」という感じで、ゆるく時が流れています(笑)。

ーー川田レン、ミスパンダという二役を切り替えるのは難しいですか?

清野:切り替えはスムーズにできていると思います。レンのネガティブな部分に共感する一方で、ミスパンダの明るい要素も、自分は持っている気がして。どちらのキャラクターも自分の中にあるイメージです。

ーーミスパンダと飼育員さんは、「令和の最凶バディ」という触れ込みですが、清野さんご自身ではどのようにミスパンダ像を作り上げようと?

清野:ミスパンダは正義のために手段を選ばないし、善でも悪でもない、バランスが難しいヒーローだと思うんです。だから、今までにない、ニューヒーローにしようと考えています。スパイダーマンやデッドプールのようなアメコミのキャラクターも要素の一つとして参考にしましたね。

ーー最後に、読者の方にメッセージを。

清野:毎週ハラハラドキドキさせられたらと思っています。横浜さんとの2人のアクションも見どころだし、実はミスパンダの衣装が毎話変わっているので、そこも楽しみに見ていただけたら嬉しいです。

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