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「ジーザス」コンサート開幕にラミン・カリムルーが喜び「劇場に戻れてとても幸せ」

ナタリー

「ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート」出演者(撮影:渡部孝弘)

「ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート」のプレビュー公演が、本日7月12日に東京・東急シアターオーブで開幕した。

「ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート」は、ティム・ライス作詞、アンドリュー・ロイド=ウェバー作曲のミュージカル「ジーザス・クライスト=スーパースター」のコンサート版。日本では2019年にも英語歌詞での全編上演が行われており、今回は2019年版と同様、演出をマーク・スチュアートが担当する。

開幕に際してキャストたちからのコメントが到着した。ジーザス・クライスト役のマイケル・K・リーは「短い期間でしたが、情熱的でアメージングな稽古を経て、公演が待ちきれない思いです。共演者のみんなと一生を共に過ごしたような濃密な時間でした。準備万端でございます。皆様に最高の作品をお見せいたします」と気合十分にコメント。2019年の日本公演に続いてイスカリオテのユダ役を務めるラミン・カリムルーは「また劇場に戻ってくることができてとても幸せ。大好きな東急シアターオーブで皆様にお会いできるのを楽しみにしています」、マグダラのマリア役のセリンダ・シューンマッカーは「世界中のキャストが一堂に会しての公演ですので、とても楽しみにしています」とそれぞれ期待を口にする。

ヘロデ王役の藤岡正明は「そうそうたる世界のトップスターが、ここシアターオーブに大集結します。コロナの不安と恐怖が続きますが、我々自身もステージに立つことで明日への希望にあふれるような稽古期間を過ごしてきました。お客様にとっても、勇気をもって明日へ進む活力になるような公演にできれば」と意気込みを述べ、カヤパ役の宮原浩暢(LE VELVETS)は「この作品が、コロナで疲弊したお客様の心を癒す“救世主”になるのではないかと思います」と語った。

2019年版から続投するペテロ役のテリー・リアンは「2019年の公演から今回の公演までに、世界は一変しました。でもまたこの作品を通してさまざまなアーティストと関わることで、お互いに絆を感じられています」と胸の内を明かす。同じくピラト役で続投するロベール・マリアンも「このような状況で公演が行えることが夢のよう」と上演を喜び、「お客様とこの素晴らしいカンパニーと、作品をシェアできたら。魔法のような公演ですので、お楽しみに」と呼びかけた。

また劇団四季の研究生時代に「ジーザス・クライスト=スーパースター」に出演した経験を持つ柿澤勇人は、シモン役を担当。柿澤は「当時憧れていたシモン役で世界のトップスターと同じ板の上に立てる。夢が叶ったなと思います。ピュアでかわいかったあの頃の自分に『がんばったな』と言ってあげたい」と喜びを噛み締めた。さらに2019年版に続きアンナス役を担うアーロン・ウォルポールは「私はこの1年半、俳優活動ができなかったので、素晴らしい皆さんと大好きな作品でご一緒できるのはこの上ない幸せ。お客様にとっても、一生忘れられない体験になると思います」と思いを述べた。

「ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート」の上演時間は休憩20分を含む約2時間5分。プレビュー公演は明日7月13日までとなり、本公演は15日から27日まで行われる。また7月31日・8月1日には大阪・フェスティバルホールでも上演される。

「ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート」

2021年7月15日(木)~27日(火)※プレビュー公演は7月12日(月)・13日(火)
東京都 東急シアターオーブ

2021年7月31日(土)・8月1日(日)
大阪府 フェスティバルホール

演出・ステージング:マーク・スチュアート
出演:マイケル・K・リー、ラミン・カリムルー、セリンダ・シューンマッカー、藤岡正明、宮原浩暢(LE VELVETS)、テリー・リアン、ロベール・マリアン、柿澤勇人、アーロン・ウォルポール
アンサンブルアーティスト:福田えり、湊陽奈、則松亜海、鈴木さあや、高橋莉瑚、ジャラン・ミューズ、大音智海、大塚たかし、仙名立宗、染谷洸太

※高橋莉瑚の「高」ははしご高が正式表記。

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