不思議の国のアリス展
19/10/12(土)
初出版から150年以上たったいまでも170以上の言語に訳され、世界中の子供たちに(大人たちにも)読み継がれているルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』。その初版本、モデルになったアリス・リデルの写真、キャロルの自筆挿絵、ジョン・テニエルの挿絵原画、ディズニーのアニメ、現代のイラストレーターによる挿絵、ダリ、シュヴァンクマイエル、草間彌生らアーティストによるアリスをテーマにした作品などが並ぶ。アリスの新解釈はどれも興味深いが、しかし最初のテニエルの挿絵に縛られ、そこから大きく外れる絵は受けつけられなくなっている。それだけテニエルの挿絵が浸透していることの証だろう。
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