Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

あほの坂田。かけがえないファンとともに1年越しツアー完走「僕にとって皆さんは本当にすべて」

ナタリー

あほの坂田。「AHO NO SAKATA LIVE TOUR 2021 -Redo Parade-」の様子。(撮影:堀卓朗)

あほの坂田。(浦島坂田船)が6月27日に大阪・Zepp Osaka Baysideでワンマンライブツアー「AHO NO SAKATA LIVE TOUR 2021 -Redo Parade-」ファイナル公演を行った。

昨年6月に2ndアルバム「Red Parade」を携えたワンマンツアーを開催予定だったものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止を余儀なくされた坂田。それから1年を経て行われた今回のツアータイトルには、アルバムタイトル「Red Parade」に“o”を加えた「Redo=やり直し」という意味が込められている。

フロアを埋め尽くす坂田家(坂田ファンの呼称)がペンライトを握りしめて開演を待つ中、「Are you ready? It’s show time!」というアナウンスでステージの幕が開いていく。その奥から現れた煌びやかな衣装の坂田は、「待たせたな!」というセリフとともに「Rainbow Parade」でライブを開始。バンドを従えて明るく歌い、間奏ではダンサーとともにジャグリングにも挑戦してオーディエンスを楽しませる。続けて「サニーデイ」を陽気に歌った坂田は、「大阪いけますか!」と呼びかけると「ボクは道化かもしれない」を披露。バンドの激しい演奏に乗せて、荒々しい歌声を響かせた。

さらに「迷図」「純粋リバース ~Hell or Heaven~」で熱狂的な空気を生み出した坂田は、ステージに設置されたボックスに腰かけると、ムーディな「MASK」でここまでと異なるシリアスな表情を見せ、最後には狂気的な笑い声を上げる。続く「コールボーイ」ではダンサーとともに酒瓶やグラスを使ってパフォーマンスし、楽曲で描かれるバーを演出。「Remelt」では仮面を付けたダンサーkieと色気のあるダンスを踊った。MCで坂田は来場したファンに感謝の思いをコメント。「僕にとって皆さんは本当にすべてだなと……かけがえない存在だと思っています」と伝え、その思いを込めて「君だけのピエロ」を歌い上げた。

幕間にはツアータイトルにちなんで、坂田がやり直したいことにチャレンジするVTRが上映された。このVTRで坂田が挑戦したのは車のドリフト走行。完全なペーパードライバーだという坂田は、運転技術をイチから学び直すため、レーシングドライバー谷口信輝の指導を受けながら、本格的なドリフト走行を学んだ。VTR上映後、デニムのジャケットに着替えて現れた坂田は「I'm Your Tamer」でパフォーマンスを再開。続く「ビターチョコデコレーション」ではメイドに扮したダンサーらとともにその世界観を表現し、「きみへ」はギターの弾き語りで披露。優しい歌声で会場を包み込んだ。

ライブ終盤、バンドメンバーやダンサーを改めて紹介した坂田は「未完成ユートピア」でステッキを使って華麗にダンス。「ジャンキーナイトタウンオーケストラ」「ねぇ、どろどろさん」でクライマックスに向けた盛り上がりを作り出し、このライブやファンへの強い思いを伝えるとツタータイトル曲「Redo Parade」を熱唱した。そしてアンコールでは、ツアーグッズである“坂田が思うカッコイイシャツ“を着用してステージに再登場した坂田が「ALIVE」を披露。ファンやバンドメンバー、ダンサーと一緒に記念撮影を行ったあと、「スーパーヒーロー」で声を振り絞ってライブに幕を下ろした。

あほの坂田。「AHO NO SAKATA LIVE TOUR 2021 -Redo Parade-」

2021年6月27日 Zepp Osaka Bayside セットリスト

01. Rainbow Parade
02. サニーデイ
03. ボクは道化かもしれない
04. 迷図
05. 純粋リバース ~Hell or Heaven~
06. MASK
07.コールボーイ
08. Remelt
09. 君だけのピエロ
10. I'm Your Tamer
11. ビターチョコデコレーション
12. きみへ
13. 未完成ユートピア
14. ジャンキーナイトタウンオーケストラ
15. ねぇ、どろどろさん
16. Redo Parade
<アンコール>
17. ALIVE
18. スーパーヒーロー

アプリで読む