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画家が巻き込まれた逃れられない負の連鎖 映画『ペトラは静かに対峙する』

CINRA.NET

19/3/31(日) 20:00

©2018 FRESDEVAL FILMS, WANDA VISIÓN, OBERON CINEMATOGRÀFICA, LES PRODUCTIONS BALTHAZAR, SNOWGLOBE

映画『Petra』が『ペトラは静かに対峙する』の邦題で6月29日から公開される。

昨年の『カンヌ国際映画祭』批評家週間に正式出品された同作は、カタルーニャで繰り広げられる悲劇の連鎖を描いた作品。画家のペトラが著名な彫刻家ジャウメが自分の父かどうかを確かめるために彼の邸宅を訪れ、次第にジャウメが権力を振りかざす冷血な人物だということがわかってくるが、ある日、一家の家政婦が謎の自殺を遂げ、そこから始まる長い負のスパイラルにペトラも巻き込まれていく、というあらすじだ。ストーリーは時系列が前後する章立てで展開する。

主人公ペトラ役を演じるのは、映画『マジカル・ガール』で『ゴヤ賞』主演女優賞を獲得し、『ペトラは静かに対峙する』で『ヨーロッパ映画賞』最優秀女優賞にノミネートされたバルバラ・レニー。ジャウメ役を同作への出演で77歳で演技デビューを果たしたジョアン・ボテイ、ジャウメの妻役を『オール・アバウト・マイ・マザー』などのマリサ・パレデスが演じている。

メガホンを取ったのは、長編監督作6作品のうち5作品が『カンヌ国際映画祭』に選出されているスペイン出身のハイメ・ロサレス。撮影を『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』『幸福なラザロ』などを手掛けたエレーヌ・ルヴァール、音楽を『アンチクライスト』のクリスチャン・エイネス・アンダーソンが担当した。

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